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公立中なのに格差?


11月の道コン(中3のみ受験)が返ってきて

一喜一憂している中、総合資料という

成績上位者の名前が載る冊子を見ていて

なんでこんなに同じ中学校の生徒が

載っているのかと不思議に思っております。

3K2Fって知ってますか?

啓明・向陵・柏の3Kと伏見・付属の2F

これら5校の「レベルが高い」というのは

私が中学生の頃から言われています。

今回の総合資料を見ても成績上位者に

これら5校の生徒の多い事多い事。

付属は国立だとしても

他は全て公立の中学校ですよ。

何で同じ公立中でここまで差が出て

しまうのでしょうかね?

教科書は同じものを使っています。

教師だって3K2Fに赴任するにあたって

特別な講習を受けているわけではありません。

状況は絶対的に平等なはずなんですよ。

と言ってる私自身が、実は

入学した中学校は向陵中でした。

在籍したのは中1の3カ月間だけ

なんですけど(笑)

でも言われてみれば、私の向陵中時代の

一日の勉強量が凄かったのを思い出します。

おかげで最初の通知表はオール5でした。

でも、すぐに南区の田舎に転校したんです。

だから一般的な中学校と

3K2Fの一角の中学校との違いは

何となくわかります。

一言で言ってしまえば

「勉強をする環境が整っているかどうか」だと思います。

向陵中時代は一日の勉強量が凄かったと

自画自賛してましたが、実際に

「それが当たり前」的な空気はありました。

①部活やるんだったら、勉強との両立が大前提

②勉強ができない事を部活のせいにしてはいけない

③「やらない人」のお誘いが無い

けっこう、大事な事だと思います。

特に③ね。一般的な中学校では部活の延長で

やれ、どこかの公園だの、どこかの区民体育館だのに

集まって「自主トレという名のお遊び」が繰り広げられて

それに参加しないものなら、付き合いが悪いだなんだと

罵られるようなこともありますよね。

最悪イジメにつながるんですけど、

向陵にはそれが無かった気がします。

勉強と部活は両立させるものっていうのが

当たり前の感覚っていうのが凄いですよね。

私が家でやってた勉強ですけど

数学は学校で学んだ範囲の復習を

市販のワークでやってました。

ワークっていうのは単元の最初に

やり方が書いてあって、その

演習問題がありますけど

自分でやり方を見てできるものは

予習という形でどんどんやってましたね。

英語はとにかく教科書の文をノートに書き

日本語訳を書き、自分で答えた日本語訳で

英文を書き、単語を完全に書けるようになるまで

練習していましたよ。英語と数学は毎日やって

土曜・日曜で理科・社会・国語の勉強もします。

理科・社会は教科書とにらめっこしてました。

大事そうな言葉は全部ノートの左端に書き

その意味を右側に書き、語句と意味の所で

ノートを折って語句から意味を答えたり

意味から語句を答えたりしてました。

国語は漢字と語句の意味に集中してました。

国語の授業で取ったノートを読み返しながら

もう一度教科書を読み直したりしてました。

2回目、3回目でようやく先生の板書の意味が

わかったという事も結構ありました。

英語と数学だけで最低2時間は勉強。

これが当たり前だと思ってやっていたから

やっぱり向陵中は凄いのかもしれませんね(笑)

南区の田舎の中学では部活・友人関係を

優先していたので、勉強は「塾」に

任せていた感じです。

そう考えると塾の責任って奴は

レベルの高い生徒を持つ地区より

それ以外の地区の方が重いかもしれません。

まぁ、これからの勉強は問題に

正解するだけではなく、なぜその答えに

結びついたのかを説明できる事の方が

重要になってくるので、学力レベルという

言葉の概念も変わってくるのかもしれませんけど…

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