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夢を持つこと


今の子供たちに「将来の夢は?」

と聞いて答えが返ってくることは

ほとんどありません。

中には漠然~具体的まで様々な

夢を語ってくれる子もいますが

「いや、まだ決まっていません」

これがほとんどです。

驚きなのは、

その話をしているときに保護者から、

そういうのは大学にいってからでも

十分考えられるでしょうし…

などと言われたりします。

親ならば学歴社会の世の中で

子供がしっかりと社会に出られるように

まずは大学に入る事が第一で、

それから会社を探しても…

そういう考え方なのはわかります。

しかし私も親ですが、それは間違いです。

第一、そんな感覚では大学に入れません。

とはいえ、今のご時世は大学全入時代です。

どこの大学でも良いというなら入れますが

いわゆる難関大学は厳しいでしょうね。

夢も目標も無い生徒が決まって

ぶつかる壁があります。

「何で勉強をしなければならないのか」

という壁です。

「北海道大学に入る為だろ!」と

言った所で、その壁は無くなりません。

「北大に行ったからどうなの?」となるからです。

この壁にぶつかってから

夢や目標を探そうとするのですが

壁を超えるために見つけた夢

っていうのが何とも薄っぺらいんですよ。

それを生徒自身がよくわかっている為

解決にならないんです。

最初から夢や目標がある生徒は

この壁にはぶつかりません。

その大学に合格する事自体が

ゴールでは無い事をよく知っているからです。

通過点としての大学に行くための勉強

自分の夢への近道=今の勉強

これがよくわかっているのです。

だからこそ、小・中学生のお子さんがいる

保護者の方は自分のお子さんに

今のうちから将来の事を考えさせて下さい。

小・中学生の学力なんて、

これからの勉強でどうにだってなります。

「お前じゃ医者は無理だ」などとフタをせず

お子さんに本気で未来図を

描かせてあげてください。

そして、なぜそれになりたいのか?

を聞いてください。即答できなくても大丈夫です。

「いつか、その答えを教えてね」でOK

お子さんは、お子さんなりに一生懸命

その答えを探し、必ず見つける事でしょう。

長い時間、深く練られたその動機は

必ず将来お子さんを助けてくれます。

もしも、夢がかなえられなかったにしても

その夢に向かって本気になれたならば

必ず、別の形で報われる事でしょう。

我が子の幸せを願うならば

我が子に夢を持たせましょう。

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