面倒臭がる子
世の中には「面倒くさがる子」がかなり多いです。
授業をしていても、面倒臭がってノートを取らない。 方程式等の「利用(応用)問題」の時に図を書いて解こうとしない。 計算を暗算で行おうとする。
覚えなければならない所を書きだそうとしない。
もっとスゴイ所では… 間違えているのに消しゴムを使おうとしない。 なんて子も結構います。
この手の子供は基本的に偏差値が低いです。
大体、話を聞いていると「覚えることができない」と
訴える子が多いです。
「単語を覚えるとき、どうやって覚えているの?」と聞くと 「ノートに何度も書く」って答えるんですけど、
授業をしている時にノートに書き出している姿を
見たことが無いんです(笑)
私の私見ですけど、その手の子って理想としては
すぐに書き出して、家に帰って何度も書いて覚える
っていうのがあるんでしょうけど、実行していないんですよね。
テスト前とかは慌ててノートに書き出して覚えようとしている
みたいですけど、それは勉強じゃなくてただの作業なんです。
脳にインプットしているのは、単語のスペルや意味ではなく
「教科書のページの下に書いてある単語を書き写す」という行動。
だから、悪い点数で答案が返ってくると「あんなに練習したのに」
って言葉を発するんですね。違う、違う、それは練習じゃなくて
ただ「単語の羅列を書き出しただけ」なんです。
単語を学ぶなら、学校でも塾でも良いのですが、
できなかった・わからなかった瞬間に書き出して、
脳にインプットしないと意味が無いんです。
なぜ、書き出して覚えようとしているのか?
それは「わからない単語だったから」
脳にだって動機付けが必要なんだと思うんです。
後でまとめて書き出して覚えようとするのは
動機が弱いと思うんですよね。
これは社会や理科にも同じことが言えます。
社会や理科は暗記科目だからテスト前に一気に…
って思っている生徒に限って
社会・理科の点数がそれほどよろしくない(笑)
それは、まとめて覚えようとしている時に
「これ、もしかして頭に元々入っていた知識じゃないか?」
って思うにつれ「覚える」という意識が弱くなっていくんです。
結果的に全然理解できない。
社会の歴史で言う所の「1853年に遣唐使廃止」みたいな
トンデモ解答が飛び出すわけですよ。
(ちなみに1853年はペリーが来航した年です)
1853年に何かがあった事は覚えている。
遣唐使廃止ってのが大切な事は覚えている。
このうろ覚えが合わさると
「1853年?(大切な事だった気が…)遣唐使廃止!!」
みたいな話になるんです(笑)
受験生の学力ABCテストみたいに、
範囲が長い(歴史は全範囲)所の勉強をやっていると、
こういう解答が増えます。
社会の歴史に関して言えば、歴史を一つの物語と考えて、
そのあらすじを掴んでから肉付けしていけば良いんです。
それを一気に全部暗記しようとするから、
脳内でまとめられなくなる。
面倒臭がる子は、それができない。
そもそも面倒くさがる子は
自分ができない理由を考えるのも面倒くさがるので
点数を伸ばす事は難しいんですけど(笑)
でも、それを正すのは実は簡単なんです。
面倒な事を面倒じゃない事にすれば良いんです。
それをどのようにしていくかというのは…
企業秘密です!!!
興味がある方は当塾に入会してください(笑)
ただし高校生以上の方の入会はお断りしています。
たまにお問い合わせあるんです。
「52歳だけど…英語を教えてくれませんか?」みたいな問い合わせ。
無理です。こっちが困ります。英語スクールに行って欲しい…
大人は精神的に疲れるので、アホみたいな高額な月謝にして、 それでYESなら通ってもらおうかな(笑)
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