突貫ソロキャンプ<2日目>
目が覚めたのは朝8時でした。 ゆっくりグッスリ寝られましたね。
私は、どんな所でも寝れるんです。 祖母の通夜の日も、雨風が強くて、
みんな「こんなんじゃ寝られない」
って言ってた時に一人いびきをかいて
寝ていたのが私でした(笑)
「こいつは大物だ」って言われてましたけど
43歳現在はまだ小物です(笑)
95歳くらいでムクムクと
大きくなるかもしれませんよ。腰が曲がった
おじいちゃんの状態でね(笑)
写真は私が泊まったキャンプ場。
「浜益川下海浜公園キャンプ場」です。
スゴいキレイな所だと思いませんか?
無料なんですよ。これで!
はっ!ここは鮭釣りのメッカではないのか? と気づいたのは、そんなときでした。
キャンプの道具を積み込むときに、
いつも積み込んでいる釣竿を物置に置いて
きてしまっていたのを思い出し絶望・・・
悔しいのを我慢しながら、釣り場を見てきました。
8時45分だというのに、人がウジャウジャ・・・
鮭釣りって大体8時過ぎたら帰りだすのに・・・
と思って観ていたら、所々で竿が大きく曲がっている
人を発見!銀ピカの鮭でしたね。
これが5分で5本のペース。なんだ釣れてるのか。
鮭をクーラーボックスにしまいこんでいる人は
少ないと思ったのに。悔しさが倍増。
それとも「釣り聖」である私が近くに来たのを
鮭たちが感じて活性が上がったのか?
・・・あんまり言うと「中二病」って 言われるのでやめておく(笑)
冗談ですからね!
ずっと見ていても悔しいだけなので、 その場を後にして、テント一式を片付けて、
少しゴミ拾いなんかをしてから、 浜益温泉に向かいます。 温泉を楽しみにしていたんです。
温泉に行く道中の景色の素晴らしい事!
黄金色の農作物はお米ですね。
浜益って海に近いけど、米がとれるんですね。
やっぱり鮭が上ってくるくらいの大きな川の
恵みなのかな?この田園風景が
本当に美しくてね。
写真には写ってませんけど、
写真を撮っている私の後ろには
真っ赤な鳥居の稲荷神社があるんです。
黄色い田んぼに真っ青な空
緑の山に真っ赤な鳥居が
めっちゃ映えるんですね。
ジブリのアニメに出てきそうな風景。
このままちょっと進んだら、メイちゃん
がとうもろこし持って歩いているんじゃ
ないか?ってくらいの景色でした。
「メェィちゃぁん、どこさ行ったんだぁぁ?」
なんて、耳を澄ましたら
聞こえてきそうでしたよ。
この風景からほどなくして、温泉に到着。
「ふぅ・・・ゆっくりしてこ」と車を降りてびっくり。
私の目に飛び込んできたのは「本日臨時休館」の文字!
こんなオチが自分の人生に本当に訪れるとは・・・(笑)
仕方ないので、浜益に来た道を戻り戻って、
石狩の「番屋の湯」に浸かる事にしました。
久しぶりでしたけど、
やっぱ、ここも気持ち良い!
いつもなら40分ぐらいで、上がる
んですけど、この日は70分くらい居たな。
すごい気持ち良かったのと、 露天風呂に特攻して突っ込んでくる トンボを20匹程救助してました(笑)
スゴイ勢いで急降下してきて、
卵を湯舟に爆撃していくんですけど、
そんなもの熱いんだから卵煮えるだろ・・・
とトンボに突っ込んだって
相手はわかりませんよね(笑)
卵を助ける事はできませんでしたけど、
卵を湯舟に産み付ける事で、生物的な
本懐を遂げたと勝手に思っているであろう
トンボを1匹でも多く助けてあげたくてね(笑)
そういえば、石狩浜の先に行った事
無かったなと思い、
番屋の湯を出て「石狩灯台」に向かいます。
いやぁ~何とも、地味な灯台で(笑)
でも、この灯台は先でも何でもなくて、
さらにその先に「原野」が広がってました。
「ハマボウフウ」とか「ハマなんちゃら」
っていう「浜」で育つ植物で埋め尽くされて
いたのですが、どうやら、これを保護している
との事で、木の橋が組まれて、それが遊歩道
になっているというスタイルでしたが、
とにかく風が強く、冷たかったので、
湯冷めしてもいけないと思い、即撤収!
いや・・・湯冷めは言い訳です。
この地味な絵面に耐えられなかった(笑)
まぁまぁな自然は感じたんですけどね。
あくまでも「まぁまぁ」だったんでね・・・
でも、こういう突貫キャンプも有かと思いました。
自分の知らない北海道を肌で感じた気がします。
夏場のキャンプは暑いだけなので、ソロキャンパーの
シーズンはこれからです。私も最小限度の費用で行く
突貫キャンプに、これからもチョコチョコ行こうと
思いました。とりあえず、今度は鮭釣り道具も持参で!