運命の…
合格発表です。
結論から先に言うと、全員公立高校に合格しました!
ちなみに私立も当たり前のように合格してました! こんなに嬉しい事は無いですね。最高に嬉しい瞬間です。
先日、ほぼ一日中釣りをして大きなマガレイなんかも
何匹も釣って、家に戻って熱々のお風呂に入っている時に、
幸せだな…至福だったな…とか思いましたけど
あれが「小さなモノ」に思えるほど幸せです(笑)
正直、今回の受験も合格の可能性は半々だな…
って生徒もいたんです。
もちろん正直に保護者にはお伝えしてました。
受験する前も自己採点の後も…私は正直に伝えてしまう
タイプの塾講師です。賛否あるんでしょうけど…
中には自己採点してなくて「大体〇〇点だと思う…」
っていう生徒もいて、私の頭の中もグチャグチャに
なってしまっておりました(笑)
今回ほど合格発表の事を考えたくなかった年も無ければ
今回ほど嬉しい年も無かったと言えます。
ただし、嬉しい反面、反省すべき点もたくさんあります。
やり方によっては、もっと上を狙えたのではないか?
という事、今回の受験校決定までのプロセスは、
決して100点満点では無かったように思います。
本来、塾は通ってくれている生徒を、入塾時より 上位を狙えるようにしていくべき場所です。
入塾時の状況が厳しすぎた生徒も当然おりますが、
もっと上を狙わせないといけなかった生徒もいたのではないか?
そんな「IF」の反省点が込み上げてくるのも事実。
何人か不合格者を出してしまっていた今までは
不合格の原因を追究する反省しかしていませんでしたが、
全員合格してみると、そういう反省をするようになるんですね。
良かった点をあげるなら、受験前の1か月程からは
全員が教室に来て勉強をしていったことでしょうか。
今までは全員って事は無かったんです。
何人かの生徒が来ていたことはあっても、
全員では無かった…家で勉強する事って孤独ですよね。
自分が正しい勉強をしているかどうかもわからないでしょう?
でも全員教室で勉強することで
「あいつはこんなことをしていた」とか、
「じゃあ自分はこれをやろう」というように
考えながら勉強できたのではないかと思うんです。
他人に影響を与えながら、自分も影響を受けて勉強をした。
そんな状況が雪だるま式に生徒たちの学力を向上
させたのではないかと思うんです。
その成果に今年気づいたので、生徒たちの能力の
伸びしろを図り切れなかったことも、先ほどの
反省に繋がっていくのかもしれません。
そして「一番良い結果」の方が、いろいろ勉強になるって事が
わかったというのも、今年度の収穫だったかもしれません。
生徒諸君、本当によく頑張りました。
最後の追い上げは素晴らしかったですよ。
この何か月かの頑張りは、将来、必ず君たちの「基準」になります。
「あの時、あんなに頑張れたんだから…」という具合に。
でも「そこまで頑張っていない」と思う生徒がいるんだったら、
あなたは、その「手加減した努力」で高校合格を掴みとれたんです。
もっと頑張ればもっと大きな目標に辿り着くかもしれない。
そういう意味でもやっぱり「基準」になるんです。
基準にできる理由は「合格」という目標を達成したから。
目標を達成するという事は、今後の人生を過ごす為の基準を作っていく
そんなスゴイ事なんです。尊い事なんです。
君たちのおかげで私の基準もできました。
20年近く塾の先生をしている私に
「全員合格するための基準」を作ってくれた。
それは本当に感謝すべきことです。
心から感謝いたします。今まで私の生徒でいてくれてありがとう。
そして、本当に本当に合格おめでとう!今回の基準をもとにして
素晴らしい人生を送っていけますように…