入試が終わって
令和に入って最初の入試が終わりましたね。 結論から言えば、元の入試に戻ったという印象。 昨年の入試が簡単すぎたためか、国語はともかく 他の科目はいくつか手応えのある問題がありました。
うちの生徒たちは、善戦した子とそうでもない子に
分かれました。自己採点は必ずするようにって、
あれほど言ったのにしてない子もいましたね(笑)
やっぱり、道コンで自己採点させる練習をして
ちゃんと自己採点をしていた生徒は、
本番も自己採点できるんだよなぁ。
なんだかんだと理由をつけてやらない生徒は
本番もやらない…(笑)
なるほど勉強になりました。
その自己採点をしていなかった生徒はともかく、
他の生徒は何とかボーダーライン上か その上に行けた気がします。
今年はちょっとだけ心を落ち着かせて、
合格発表の日を待てそうです。
あと、問題を見ていると、塾の授業で教えた事
結構出てたなぁ。例えば「ねじれの位置」について
「こう覚えるといいよ」って教えた通りに答えれば
できたはずだし、資料の整理は言葉の意味さえ
わかっていれば難しい事は無い!って言いきって 「中央値」の問題が出たんだよねぇ…
それだけじゃない…社会も!理科も!
この仕事やって20年近くになりますが、
やっぱり「コレだ!」って所は、 そのまんま問題になって出てくるんだなぁと
改めて思いました。 昔は、下手な鉄砲も数撃てば当たるかと、
「どれもこれも大事」って感じだったけど
今はかなりピンポイントで伝えられている気がする。
それを覚えてさえいてくれれば、
点数は伸びると思うんだよなぁ。
もちろん、ヤマを張っているのではなくて
各単元、毎回の授業に大事な所はあるので、
そういう意味では数撃ちしているように
思われるかもしれないけど、毎回の授業で
たった一つか二つの事だけキッチリ理解すれば
確実に入試の点数を上げる事はできるはずなんです!
でも、それだけでは、私の理想とする塾の
方針とは違うと思っているので、ダメなんですけどね(笑)
将来に結びつく技能として「どこか大事か」を
自分で判断できるようにならなきゃいけません。
そんな大義名分も大事ではあるのですが…
過去に涙を流して「英単語を覚える事ができません」
って言ってくれた生徒…今回受験生の中で一番
英語の点数が取れてたんですけど、
なんか、こういう事が本当に嬉しい。
思い出しちゃいますね。あの時の授業を…。
毎年、この時期になるとこんな感慨にふけっております。
子離れができない親みたいな感じでね(笑)
でも、合格発表が終わったら
スパッと切り替えますけどね(笑)