アナゴ
メイン中学校の期末テストも終わりまして
結果は出てから一喜一憂するとして、
自分自身もテストに向けて精神が張り詰めて
いたので、ちょっと釣りのことでも考えながら
英気を養いたいと思っておりまして…
太平洋に「夏の女王」と言われるアナゴが
お目見えしたようでございます。
アナゴがなぜ女王なんだろうか?
だって、ニョロニョロのアナゴですよ。
どちらかというと「男の子」ってイメージだな。
「夏の若君」って感じですけどねぇ(笑)
アナゴって餌に食いついて、針が口に掛かると
暴れて仕掛けの糸に長い体を巻きつけるんですよ。
そうすると体中に仕掛けの糸が絡まって、
釣り上げた時には、グッチャグチャになってます(笑)
その絡まった仕掛けの糸を外すと、
実は針が口から外れていたりするから、
ちょっとオマヌケで面白いんです。
大事なのはアナゴの血抜きです。
頭と首の境目を背中から少し切り込みを入れ
尻尾の方も背中から切り込みを入れる事で
血はかなり抜けるようですが、アナゴの血には
弱いですが毒がありまして、赤ちゃんがそれを
口にすると昏睡状態から最悪死に至ってしまう
そうなんですよ。だから、子供に食べさせるときは
しっかり血抜きをしたものを、ちゃんと処理して
ちゃんと火を通さないと食べさせられないんですね。
血ってのは死んでしまうと固まり出しますので
釣ってすぐに血抜きの処理をした方が断然良いんです。
食べ方は色々ありますが、釣りたてのアナゴなら
白焼きにして、塩をつけて食べるだけで十分美味しいです。
ハッキリ言って、釣りたてのアナゴは今や高級魚のウナギ
なんかよりも断然美味しいです。
フワっとしてて、上品な肉質で、塩との相性もバッチリ。
目打ちして捌くのは多少技術がいりますけど
慣れたら結構サクサクできるものです。
アナゴやウナギのような長い魚を捌けるようになると
ちょっとカッコイイと思っているのは私だけですかね(笑)
さっそく、来月頭あたりに出陣しようと思います。
待ってろよ、夏の女王様!