光陰矢の如し
本当に月日が経つのは早いです。
もう5月が終わるんですね。
だって明日から6月って事は、
あと23日でまた昼間が
短くなっていくって事ですよ。
一年が折り返す…こんなに早く。
毎年、同じ事言っている気がしますが
そのタイミングがますます早く
なってきた気がします。
それにしても「光陰矢の如し」
って昔の人が言った言葉ですけど
どうして昔の人の言葉って
カッコいいのでしょうね(笑)
時間が経つのは早いってだけの話
ですけど、一日を太陽の出る「光」と
夜の「陰」と表し、さらに「矢の如し」
という5文字でリズムを強めている…
テクニカルですよね~。
何もやることが無くて
言葉遊びくらいしか無かったにしても、
言葉のチョイスが絶妙過ぎる。
光陰矢の如しは中国の人の言葉ですけど
日本でもかつては貴族の男子は
女子に気に入られる為に
和歌を送ったそうです。
和歌の上手い下手で女子は
男の価値を定めたらしいですよ。
イケメンも何も、女子は男の顔ってのは
父親くらいしか知りませんので、
関係ないんだそうです。
素晴らしい時代ですね(笑)
女子をクラクラさせるような和歌を
作りまくって稀代のプレイボーイと
言われたのが「在原業平(ありわらのなりひら)」
ですけど、源氏物語の主人公である光源氏は
この在原業平がモデルだったという説もあるほど。
それにしても…どんな和歌を作れば
女子はクラクラするんだろう?
って思いませんか?本当に同じ日本とは
思えない文化の違いですよね(笑)
言葉ってのは深いなぁ~。