陸上向きの体
最近、更新が跳び跳びでスイマセン…前回、
私の足の速さを自慢させてもらいましたが(笑)
今回は何を鍛える事が陸上における筋力に
繋がるのか説明させてもらいます。
まずは短距離向きのトレーニングです。
前回お伝えしたように、短距離は足の筋肉ばかり
鍛えていては重くなるだけです。
実は腕の振りこそが足の速さの秘訣ですので、
腕を鍛えなければいけません。
腕の筋肉をつけるには腕立て伏せ…と
思いがちですが、腕立てではありません。
腕立て伏せをすると、実は
大胸筋が鍛えられてしまいます。
投擲競技(砲丸投げ・やり投げ等)なら
腕立て伏せが効果があるのでしょうが、
大胸筋を鍛えすぎると体が重くなってしまいます。
走る為だけの腕力をつけるなら
とにかく腕を振る練習をする事でしょう。
腕の振りは前後に真っ直ぐ出す事です。
手のひらは開くのが良いでしょう。
空気の抵抗を少しでも減らす為です。
ひじは直角に曲げて、手を開いて腕を
ゆっくり振るのを10回。
そして、MAXスピードで10回。
これを繰り返します。ゆっくりの時は
腕がちゃんと真っ直ぐ振れているかを
確認するように振り、早く振る時は
その状態でMAXスピードです。
同時にひざを90度にするイメージで
腿上げをすると足の筋力もつきます。
スクワットなんかをしてしまうと、
これまた重い筋肉がついてしまうので
お勧めしません。
それと体幹トレーニングですね。
私が中学生の時に体幹トレーニングというのは
特に有名では無かったので、私はやってませんが
体幹がしっかりしていると、スタートの時に
ギリギリまで前傾姿勢を保てると思います。
次に跳躍系の種目のトレーニングです。
私の種目のハードルもそうですが、
幅跳び・高跳びなんかも跳躍力が必要です。
跳躍する時に使う筋肉は、
太ももではなくふくらはぎです。
ふくらはぎの筋肉を「バネ」として跳ぶんです。
跳ぶためのふくらはぎの鍛え方は、
何かにつかまって、片足のつま先で立って、
かかとをつけないようにかかとを
ギリギリまで地面に降ろす…を
繰り返します。極力早く繰り返すのですが、
これを片方ずつ20回を5セットくらい。
ふくらはぎがパンパンになりますので、
ちゃんとストレッチしてほぐすのを忘れずに。
これを毎日繰り返します。片足で垂直に跳んでみると
ふくらはぎのバネが実感できますよ。
でも、着地する時にヒザが真っ直ぐにならないように。
クッションにしてあげないとヒザを壊します。
こんな感じでしょうか。細かい事を言えば、
短距離なら息継ぎの仕方(実は息は止めない)
足の出し方、目線、ゴールの仕方など
色々ありますが、筋力とスタートに耐え得る体幹が
無ければ話になりませんから、筋力のつけかただけ
説明させてもらいました。
私はこれで足が速くなりましたし、
ハードル間を3歩で走り抜けてましたけど(笑)
という事で、塾の講師が教える
体育の先生も教えてくれない、
足を速くする方法でした(笑)