民王
池井戸潤という作家がいます。
今のドラマ界で、この人が原作のドラマで
ヒットしないドラマは無いと言われる程の
ヒットメーカーです。
例えば「半沢直樹」「下町ロケット」
「陸王」「花咲舞が黙っていない」など、
銀行が絡む内容の話が多いのですが、
この人の書く話は、悪と正義がハッキリしており
しっかり悪に鉄槌を下すという、現代版の
「水戸黄門」的な内容が面白いのかもしれません。
彼の作った話に異色の作品があります。
それが「民王」です。
簡単に言えば、総理大臣と、その息子が
ヒョンな事から入れ替わるという、
「入れ替わりモノ」の話なのですが、
銀行もほとんど出てこないし、政治モノの割には
浅い気もしますが、このドラマが本当に面白い。
基本的にはギャグドラマですけれども、
池井戸作品らしい、政治の理不尽にしっかり
言いたいことは言うというハッキリした構成が
面白いのかもしれませんね。
最近、このドラマがネットでも全て見れるように
なっておりまして(4月13日の土曜日まで)
全編、見ている途中なのですが、
ギャグドラマなのに妙に感動してしまう所もあって
結構ハマッています(笑)
最近、選挙なんかもあって「政治」をちょっと
覗いてみようと思ったら、その理不尽さを叩く
ドラマに行きつくという、本末転倒な話では
ありますが、面白いので良しとしましょう(笑)
興味のある方は見てみて下さい。