効率的なテキスト利用
新元号が決まりましたね。「令和」ですか。
なんか、目にした時は「え?」って思いましたけど
それは「平成」の時も同じでしたから…
個人的には「リョウワ」って読みたかったです。
レイは数字の「0」にも通じる気がして…
まぁ、0からスタート的なポジティブな感覚でも
良いのかもしれませんが…
さて、このブログは先月末からの続きです。
もし、よく意味がわからないのなら、
3月28日のブログからお読みになって下さい。
教科書を使った学習について述べましたので
今回は効率的なテキストを使った勉強を
述べていこうと思います。
テキストには「ポイント」とか「要点」と
言われる部分があり、その範囲の内容を
ザックリとまとめてくれています。
さらに練習問題と応用を含む難しめの問題が
ついております。中には確認テストなるものが
ついているテキストもありますね。
当然、ポイントの部分を熟読する所から
始めます。事前に教科書を読んでいるので、
ある程度の内容は理解している事が前提です。
ポイントを見た生徒は
「こんなに簡単にまとめてしまっている…」と
驚愕するくらいが丁度良いのです。
ここで自主学習のベテラン生徒は、
教科書を読んでいる時点で
自分なりに教科書をまとめています。
もしテキストのポイントと自分で導いた
「まとめ」が一致したとしたら…
「ヒャッハー!アタッタァァァァ」となりますね(笑)
そういうのが、勉強が面白くなってくる
キッカケとなったりするものです。
そして、下にある練習問題をやってみたくて
ウズウズしてきたら最高の状態ですよ。
でもここからが大事。
問題の答えは基本的にテキストに書き込まず
ノートに実施します。数学ならば計算の仕方も
全部ノートに書き込むべきでしょう。
後で自己採点をした時に、間違えた問題が
あった場合に、その部分の横に修正ができるように
横にスペースを残して置くとさらに良いです。
で、採点の後、テキストをもう一度開き
間違えた問題の番号に印をつけておくのです。
これが自主学習における最強の学習である
「復習」に役立ちます。
間違えた問題を「ミス」として片付けては
いませんか?ミスではなく、根本的に何かを
見落としている可能性があります。
個別指導でガッチリと横にプロがついているなら
プロはそこを見てくれているはずですが、
自主学習では、そうも行きません。
だから、解答の解説をしっかり読んで、
なんで間違えたのか?を自分の計算や考え方を
思いだしながら原因を突き止めましょう。
どんな小さな間違いでもいいので、
「原因」を究明します。
「自分はどんな間違いをするのか」を
客観的に判断する練習です。
実は自主学習の効果というのは、
この自分を客観的に見る事ができるかどうか
だと思うんですよね。
一昔前よりも、保護者が生徒を褒める事が
できるようになってきているのは間違いないのですが
「褒めすぎ」によって、お子さんが自分自身を
見つめられなくなっている…というパターンも存在します。
それが生み出す弊害というのが
自分を客観的に捉えられなくなるという事なんです。
おっと長くなってしまっているので
またここでいったん区切ります。
続きは明日。