自主学習①
うちの塾はどちらかというと、
教えて・やらせて・やり方を確認する…
っていう塾です。やり方の確認は
講師とのやり取りだけではなく、
「生徒同士で教え合う」というスタイル
を取っているから「対話型個別学習塾」
という冠名をつけております。
それで十分に学力は伸びると思っていますし
実際に点数は幅の大小の差こそあれ、
伸びていると断言できます。
ただし、そんな手の込んだ事をするので
週1回1科目という限られた科目数しか
面倒を見きれません。
最近、生徒から塾で勉強している科目はともかく
他の科目はどう勉強したら良いかよくわからない
という切実な悩みを聞きました。
私は元々「自主学習」を謳う塾の講師でしたから
「こうやるんだよ」っていう答えは持っております。
でも、多分、厳しいだろうな…と思うんです。
例えば「教科書を読む」から
勉強が始まるとしましょう。
教科書の内容を理解できるかどうか?
これが問題なんですよ。
そもそも教科書っていうのは、
内容を教えてくれるはずの書物なんです。
でも、その「内容」に触れても、
「何を言っているかわからない」という生徒の方が
多いという現実がそこに立ちはだかります。
理想的なパターンを紹介しておくと
①教科書を読んで重要な部分を自分なりに抑えておく
②「テキストの「要点まとめ」によって、教科書で確認した
重要な部分の詳細なまとめを認識できる。
③演習問題を解いてみる
④解答を見ながら自分で丸付けをし、間違っている所は
解答の解説を見ながら自分自身で修正する。
⑤一通り終わったら、間違えた問題をもう一度やってみる。
⑥復習の実施。
こんな感じですね。
でも、実際、生徒にこれをやらせたらどうなるか?を
明日のブログで紹介いたします。