勉強する子・させられる子
「うちの子は勉強をします」と言い切れますか?
私が思う勉強をする子供っていうのは
自分から進んで勉強をしようと
机に向かう子供の事だと思っています。
「ほら、勉強の時間じゃないの?」って
親御さんに促されてから勉強を始めるのは
勉強をさせられている子供だと思います。
何を勉強するのか?ってのも重要ですよね。
学校から宿題が出ていて「それだけをやる」
っていうのは勉強をさせられているんです。
この場合は保護者からではなく、学校から
勉強をさせられているワケですが…
勉強っていうのは、算数や国語などの
5科目をだけを指すわけではありません。
例えば本を読むにしても、図鑑を黙々と見る
にしても、小さいお子さんならばお絵かきを
勝手に始めているってのも、勉強だと思います。
自分の意思で、やりたい・やらなければならない
と思って何かを始めているってのが、
勉強する子なんだと思います。
次から次へと市販のドリルを買い与えて
あげる親御さんっていますよね。
子供にとってはありがたい事なのですが、
それがクセになってしまうと
「やることが無いから」と勉強から
遠ざかって行く事になるんです。
最初の一冊は買い与えても良いでしょうが、
それが進んでいるならしっかり評価してあげる事が
重要だと思うんです。
「終わったの?じゃ、次のドリル…」っていうんじゃ
子供はドリルを「やらなければならないもの」として
認識してしまうのではないでしょうか?
実はそれが、勉強を「やらされている」の始まりなんです。
幼稚園児・保育園児でも絵を描いて褒められると、
ますますたくさん描きたくなるものです。
なにやら丸っこいものに目らしきものと、鼻や口らしきものが
くっついていて、上に「パパ、いつもありがとう」と読める
メッセージが添えられているものを娘からプレゼント
されたとしたら、肌身離さず父親はそれを持ち
毎日のように、それを描いてくれた娘に
「これいつも眺めてるんだぁ」って自慢してあげたとしたら、
娘さんはもっと上手に描こうと練習するはずです。
それこそが「勉強をする子」のスタートなんですよ。
ドリルを買い与えて、最初はやらされていても、
丸付けは親がやりつつ「今日満点だったじゃん!」とか
「こういう間違いが多いね」とか「こういう所を間違えなくなったね」
と評価し続けてみて下さい。
ドリルが全て終わった段階で、次どんなの欲しい?って
聞いてみた時に「~っていう奴が欲しい」と
自分から指定してきたら成功です。
小学校に入ると周りの影響で「勉強は嫌なもの」
という固定観念を植え付けられますが、
子供が、しっかりと保護者に評価される勉強を
していたのなら、自信を持って
「勉強って嫌なものかな?」とお子さんに聞いてみて下さい。
「みんなはそういうけど、僕はそうは思わないけどね」
って言ってくれたら、大丈夫でしょう。
そのまま、自発的な勉強をさせてあげて下さい。
そうやって「できる子供」と「できない子供」に
区別されていくんだと、私は思っています。
子供が小学校高学年~中学生において、
あぁ、もう手遅れかもな…って思うなら、
どうぞ当塾に預けてみて下さい。
「評価される勉強」って奴を、実践いたしますので!