私立高校の頑張り
今日は私立のB日程の受験日でした。
受験した生徒達は無事に終われたかな?
ここに全てを賭けている生徒もいたので
是非嬉しいニュースを聞かせて欲しいものです。
先日、うちの嫁さんと話をしていて、
旦那である私が塾を経営しているというのに
まったく今の私立高校について
「無知無学」だったのがショックでした(笑)
現在の私立高校受験は難易度が高い事。
それは問題だけではなく、合格難易度が
過去の私立高校受験よりも遥かに高くなっている事。
過去においては私立高校のレベルなど、
一部の高校を除き「ドングリの背比べ」だったが
現在は現役北大合格者数で、札幌でも有数な
進学校である公立高校を上回る実績を出している
私立高校も「ザラ」にあるという事。
確かに昔は名前を書くだけで合格するような
イメージだったのですが、本当に今は私立高校も
難しくなっているのです。
「ヘタな公立に入学するくらいなら私立高校へ行かせる」
という言葉が最近聞かれるようになりましたけど、
その言葉は間違いでは無い気がします。
学校によってそれぞれなので、一概に言えたことでは
ありませんが、某道立高校に比べたら、確実に
学校は生徒一人一人を向いています。
とある私の元教え子が、某私立高校に通っていたのですが
定期試験の5日前にお爺ちゃんが亡くなったそうで
テスト2日前まで通夜だ、葬儀だで、ほとんど勉強が
できなかったそうなのですが、家に帰ってくるなり
高校の担任の先生が電話を掛けてきてくれて、
テストについて心配である事を話した所、
家庭訪問をして、一緒に勉強に付き合ってくれたそうですよ。
10年も昔の話ですから、今は「働き方改革」で
そこまで体を張る先生はいなくなってしまったのかも
しれませんけど、私立高校の「心意気」を感じるには
十分だと思います。
本当に頑張っている私立高校ですけど、可哀想なのが
私の嫁を始め、ほとんどの人がその事実を知らない事です。
就職面接時に厳しい…
公立高校への進学がベストとされ続けてきた北海道にとって
私立高校へ進学=一度失敗した人というレッテルを貼られます。
もちろん、大学の偏差値でそれをカバーする事もできるのですが
高校と大学が連携している学校出身者なんかは
失敗してエスカレーター進学=リベンジできなかった人という
最悪のレッテルを貼られるのです。
でも裏を返せばそれを良く知っているからこそ、
私立高校の先生は生徒達の将来の為に
一生懸命なのかもしれませんね。
あ、もちろん、ダメダメな私立高校もあるようですけど…
でも、そういう悪い話を聞きたいなら、
私は居酒屋でしか喋りませんので誰か誘って下さい。
とか言いつつ、お酒はほとんど飲めませんけどね…(笑)
そうだ!明日は私立高校から大逆転を果たした
元生徒の話をいたしましょう。