心に防寒着を!
ワケのわからないタイトルで申し訳ないです(笑)
これから受験を控える受験生に対して
これから独立して会社を起こそうとしている
元同僚や、若者にお伝えしたいです。
結論から先に申し上げますと
他人に優しくできる人っていうのは
失敗を多く経験している人なのではないかと。
自分でも良くわかっていないんですけどね…(笑)
ただ、一つだけ間違いなく言える事があると
すれば、何の失敗も無い順風満帆な人生が
一番薄っぺらい人生であるってのは断言できます。
憧れる事はあります。
何も失敗など経験せずに、常に幸せな人生…
でも裏を返せば、常に転落する事を恐れ続け、
その対処法もわからず、ビクビクし続ける…
それって実際の所、ホラー映画より
怖い人生だと思うんですよね。
失敗する事は全然ダメな事じゃないと私は思うんです。
その時の気持ち、苦しみ、悲しみ、
そこからどう這い上がったかという経験。
今後どうしていかなければいけないかという教訓。
それは失敗しなければ
絶対に得る事のできない宝だと私は思うんです。
失敗を経験しているから成功の喜びは、
経験していない人の何倍も嬉しいんだろうし、
失敗を経験しているから、また失敗してしまった時の
心の立ち直りも早い、何をするべきかを瞬時に判断できる。
そうやって、一歩一歩、進んでいる人たちの方が
ギラギラしていると思うんです。
ちょっと話は飛びますが、今、NHKの朝ドラで
「まんぷく」って番組が放映されています。
これは日清の創業者と、その奥さんの話ですけど
先日、紆余曲折あって、ようやくチキンラーメンが開発されました。
開発に至るまでのプロセスは本当に大変そうでしたが
準主人公の萬平さんは、開発に失敗しても常に前向きでした。
「こうすると、失敗するという事が発見できた」と…
失敗を繰り返すからこそ、成功の道を一本一本
見つけていく事ができるんですよね。
さて、話を戻しましょう。
初めて失敗してしまった人…
ついにその時が来てしまったんでしょうけど
これは「始まり」だと思って良いと思うんです。
次の道を歩まねば!大事なのは転んでも前を向く事!
今の気持ちを忘れずに、絶対に次こそは…という気持ちに
ならなければいけません。信念を持つことですよ。
何度も失敗している人…
またやっちまった…と自分を卑下しないで下さいね。
「また」じゃなくて「次こそ」です。「また」を使うなら
「また一つ自分は成長した」って思って大丈夫。
その気持ちを知る人として、色々な人にアドバイスできるんですから。
人間として生きるという事の答えは41歳の私には、まだ
わからないんですけど、何となく形は見えてきたんです。
人の人生に厚みや薄さがあるとするならば
失敗は人生に厚みを持たせてくれる防寒着のようなもので、
その防寒着は心を温めてくれるんだと思うんです。
だから、失敗を多く経験した人は
人に優しくできるようになるんじゃないのかな?
どんな逆境においても、次の一歩を踏み出せるのは
その今まで経験してきた失敗という名の防寒着が
あるからこそ怖くないんじゃないのかな?
失敗なんか恐れずに、かといって自暴自棄に
なるんじゃなくて「次こそは…」の気持ちを糧に
次に向かって進みましょう。