公立高校倍率状況
今年の最初の倍率状況が出ました。
「なんじゃぁ?こりゃあ!」っていうのが第一印象。
確かに各高校ともクラスを減らしているとはいえ
ここまで倍率が高くなるのも珍しい…
全体の倍率は1.1倍なので、
人気校と不人気校に完全に分かれた感じですね。
一番の人気校は倍率だけで言えば国際情報の2倍
でも、ここは定員が80名なのに対して157名が
受験するっていうだけの話(いや、十分か…)
次が東西南北の中でも突出した東高。
1.8倍って…259人も不合格者を出すワケです…
うお~キツイ!東高の偏差値がグイっと上がりそうです。
西高も負けてません。1.7倍。これも…凄いな。
札幌市立を見てみると、いつも断トツの倍率を
見せている平岸が1.4倍と今年は控えめです。
その代わりといってはアレですが…新川が1.7倍だと?
凄いことになっています。
私はよく、倍率の話をするときに「通いやすい高校の
倍率は上がりやすい」という話をしていました。
平岸や月寒なんかはその典型だと思います。
でも、その考え方も今は昔って事なんですね。
東西南北では通いにくいはずの東・西
札幌市立でも通いにくい新川
国際情報なんかも断トツで通いにくいのですが
それでも1.7倍以上の倍率ですからね。
これは通いやすさよりも、何らかの原因があって
受験生たちが高校をしっかり選んでいる事を
意味しているのだと思います。
昔は「制服がカワイイから」とか「え?」っていう
理由で高校が選ばれていましたけど、
今はどういう理由で選ばれているんでしょうね。
東西南北の倍率がドカンと高いのも気になります。
いろいろ情報を探ってみなきゃいけませんね。
それにしても定員割れを起こしている学校も多いです。
かつては偏差値が高く評判だった高校も、
数校ですが定員割れを起こしております。
こうやって、高校も淘汰されていってしまうのでしょうね。
うちの生徒達も高倍率の高校を選んでおります…
必ずや勝利させますよ。頑張れ!我が生徒達。