校門前配布の是非
塾ですので学校の校門前でチラシを撒く
っていうのは、折込チラシ&ポスティングと
同じくらい重要視されている営業活動です。
でも、これ色々あるんですよ(笑)
例えば、受け取り率を上げるために
「ノベルティーグッズ」を入れて配布すると
確かに受け取りは良いのですが、
まぁ反応の無い事…
それは生徒達がチラシの内容よりも
ノベルティーグッズに興味がある為で、
そのグッズが高価なもの、センスの良いもの
である程、チラシ自体の有用性は損なわれます。
あと、配布する人間側にも色々ありまして…
これが、塾に対するロイヤリティーが低い学生講師
だと、取りあえず配布するだけ配布してしまおうと
ノベルティーグッズを叫んで配布します。
「は~い。ケシゴム入っているよ~」とか…
生徒達は、どこかの塾だろうという予測は
するのかもしれませんが、それよりも
どんなケシゴムが入っているのかに
興味が行ってしまうんです。
これでは本末転倒なんですよね。
ただの「ケシゴムお兄さん」ですわ。
中のチラシをマジマジと見つめる生徒は
ほぼいないでしょうね。
ノベルティーよりもキャンペーン内容の方が
生徒にとって有益である事が
校門前配布を成功させるコツであり
配布する側は「そのキャンペーンに是非いらっしゃい」
という気持ちで声を掛けるべきなんです。
ノベルティーグッズが反応を示すとしたら…
それは塾名が入っているグッズで、
生徒がそれを使うたびに広告的役割を果たす
場合でしょう。塾に通っていない生徒が
テスト勉強をしながら、〇〇塾の名が入っている
ケシゴムを使い「はぁ~やっぱり塾行かなきゃダメか…」
と諦めに似た状態で、親に塾に行きたいと言う…
その時に親から言われるのが「どこの塾いきたいの?」で
そこで初めて、ケシゴムに書いてあった
塾の名が現れるという寸法。
でもこんなにすんなりと塾の名が出てくるほど
上手に行くはずもなく、大抵は自分の友人が通っている
塾に流れてしまうんでしょう。
そんな小さな可能性の為に、
塾は自塾のノベルティーを作るのです。
校門前配布は塾のチラシを撒く事を
目的とするのではなく、どんな人間が
塾で教えているのかをエリアの学校の生徒に
見せる機会であると考えるのが無難でしょう。
元気よく、楽しげに声を掛けて
「勉強に困ったらいつでもおいで」
と優しく言ってくれる人がいる塾。
これを生徒達に知ってもらうことで、
「へぇ~こんな塾あるんだぁ」に繋がり
チラシの内容にも目がいく可能性を
上げるのではないでしょうか?
でも、私は行きたくないです(笑)