寒い。
2019年は1月20日から2月3日までが
「大寒」だそうで…とにかく寒いです。
なかなか昔の人もわかっていらっしゃる。
今日の朝の気温はマイナス10℃でした。
鼻水も凍る寒さですよね(笑)
先日も言いましたが、雪まつりが終わると
温かくなりだす…って事はやっぱり
大寒を終えて、節分を過ぎると暖かく
なり始めるんですわ。
ここまでくると、昔の人の自然観察能力は
学者並みであることがわかりますよね(笑)
いつかのブログでも話をした通り
昔の人は「娯楽=自然観察」だったので、
好きが高じて学者並みの知識となった
のでしょうが、さすがにリスペクトせざるをえません。
現代科学ってのは、宇宙へ衛星を飛ばして
上空の気温だの偏西風の流れだのを
実際に観測し、予測する事ができますが
昔の人は、当然、そんな事できません。
できないのに、確実に当てにきてます(笑)
しかも、大寒に「期間」をつけている所も
年によって変化する事をしっかり理解している。
本当に凄い事だと思います。
いや…凄すぎやしないか?
と疑問に思ったので、少し考えて納得しました。
日本はコメを主食とする文化ですからね。
コメは収穫に関して、特に気候に
左右されやすい植物ですから、国民の90%が
農民だった当時の日本において
天候に関心が行くのは、ただの娯楽ではなく
生活そのものが掛かっていた為、
当たり前なんですよね。
生活の為とはいえ、観察眼だけで、
これだけの的中率を誇る、祖先たちの
努力には、本当に頭が下がります。
日本人がノーベル賞をバンバン取る背景には
祖先の観察眼のDNAが着々と
受け継がれているからなのかもしれませんね(笑)