停電しない国
今年もあと2週間を切ってます。
今年の重大ニュースと言えば、
9月6日の地震かなぁ。北海道が
ほぼ停電になるという貴重な経験をしました。
オール電化を売りにした家を購入し
10年が過ぎようとしていますが、
停電に対する脆弱性を垣間見たというか、
身を持って知りました。まぁ何もできない(笑)
家族が夕方から寄り添って
見える明るさのうちはみんなで
トランプをして過ごしたのは
むしろ良い思い出となりました。
でも、みなさん知ってました?
日本のように滅多に停電しない国って
珍しいんですよ。世界一の先進国
アメリカの首都、ワシントンDCですら、
停電は日常茶飯事でニュースにも
ならないそうです。
まぁ国土の規模が違いすぎますけどね。
それでも、停電しない国、日本は
インフラ整備の充実度といい、
文句のつけようのない国なんです。
どっかのスーパーが9月6日・7日の停電で
生モノがやられたっていうんで、
北海道電力を訴えようとしてましたけど
停電が日常茶飯事に起こる国にしてみたら
「え?何で?」って話でしょうね。
これだけ地震や火山をはじめとする
自然災害に悩まされる先進国も
珍しいんでしょうけど、そんな中で、
仮に災害に遭ったとしても、一瞬で
インフラが修理されて元通りになる国も
珍しい。私たちは、そうやって再生能力が
秀でている事を「当たり前」だと思っていますが
それは本当にスゴイことなんだと、
認識するべきだと思うんです。
今、こうして明るい電気の中で
普通に明日の事を考え、その思考の中で
停電するかもしれない、などという選択肢は
絶対あり得ないものとして消去されている日常を
素直に喜び、感謝するように全ての日本人が
意識すべきことだと私は思います。