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理系?文系?


将来何になりたいか?

こんな質問を入会面談時にします。

既に決めている生徒さん

まだ決まっていない生徒さん

生徒さんが何かを話し出す前に

保護者の方が「それは高校へ行ってから」

と言い出す事もありますね。

でも、高校に入学すると1年生の1学期末には

理系か文系かの選択を迫られます。

この時「理科や数学が苦手」という理由で

文系を選ぶのは非常に危険なんです。

後々「〇〇になりたい」と思った時に

それが理系の仕事だったら…

どうしますかね?多分、その選択肢は

捨てる事になるでしょう。ほとんどの高校3年生は

そうやって自分の選択肢を狭めた状態で

大学を受験します。そして何気なく合格した

大学で虚無感と共に4年間を過ごし

特にやりたくもなかった仕事について強制的に

志望動機を考え、就職活動を迎えるのです(笑)

今、フワフワと働いている社会人の皆さんに

戻る事ができるなら、いつの時代に戻りたいか?

と聞いてみたら、かなりの人間が「学生時代」

というのではないでしょうか?

そして口々にこう言うのではないでしょうか?

「もっとちゃんと勉強すればよかった」と。

小学生や中学生の時は気づけなかった

将来の自分をイメージする事の重要性に気付くのは

残念ながら社会人になって何年かしてからです。

では保護者の方が将来について

生徒に考えさせる事を遮ろうとするのはなぜでしょう?

それは、我が子がこれから勉強を始めて変わる未来も

あると信じているからです。素晴らしい事だと思います。

でも、高校に入ってようやく部活にも入って

これからっていう時に人生の選択を強制されるのです。

大学入試は変わるのですが、理系・文系で受験学部が

左右されるという事は変わらないでしょう。

で、あれば、高校入試の時点である程度の方向性は

見えていないと、20年後に後悔する事になるのです。

今、小学生・中学生向きの将来を考える本なんかも

たくさんありますので、是非子供たちには、

それを眺めさせる時間を与えて頂きたいのです。

「だってやりたいことが無いんだもの」と言った所で

いずれは何かをやらなければいけないのです。

方向が定まれば、あとは目標に向かって頑張るだけです。

そのモチベーションを高校受験で持てると本当に

子供たちの点数や成績は伸びます。

是非、小中学校に通われるお子さんを持つ

保護者の方には覚えていてもらいたいです。

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