進次郎くん
ブログは宗教の話と政治の話はしない
って決めているので、その方向性は
保ちつつ、政治家の話はさせてもらいます(笑)
小泉進次郎っていう政治家がいますね。
「自民党をぶっ壊す」「感動した」でお馴染みの
小泉純一郎元総理の次男坊。
私は進次郎くん自身の正義感に基づいた
歯切れのいい発言が結構好きなんです。
その辺は親父譲りな感じで、有権者の耳を
独占できる発言をしますよね。
長いこと政治を眺めていると
若干「青い」「若い」発言のような気もしますけど
真正面からダメなものはダメと発言する
進次郎くんの意気込み・勢いは買っております。
本日、自民党総裁選があって、安倍首相の3選が
決定しましたが、最後の最後に進次郎くんは
対抗馬の石破さんに投票しました。
私は思うんです。進次郎くんは
「石破さん」ではなく、単に「安倍さんではない人」に
投票したかったのではないかと。
安倍さんに敵意がある事を総裁選で示す事で
自民党のピエロから卒業したかったのではないかと。
人気取りの為の次期安倍内閣入りなど
さらさら御免だったのではないかと思うんです。
若くて真正直な彼なりに、今の安倍首相は危ういと
思っているのではないでしょうか?
でも、進次郎くんのずる賢さは、
もっと前にさかのぼります。記者に
「安倍さんと石破さんどちらに入れますか?」と
質問されてノーコメントを貫いたんですよ。
これは、本気で石破さんを総裁にしたいならば
最初から石破さんを担ぐコメントを出しておけば
進次郎シンパの多い自民党若手集団は
老いた重鎮の忠告を無視して石破さんに
流れたのではないかと思うんです。
ノーコメントからの石破票に投じる行為は
「自分は安倍さんにも石破さんにも同意していないが
現状は変えなければいけないと思っている」
というメッセージでしょうね。
そういう所が狡猾で、なかなかのタヌキで
あると私は思います。タヌキよりキツネよりかな?(笑)
仮に石破さんが総裁になって首相になっても
入閣なんざ絶対しないという意思の表れですよね。
さらに将来的には入閣し、実績を貯めて、
自民党総裁の座も狙っているのでしょうが、
「今では無いんです」という意思表示。
それらを全て、総裁選当日にどちらの票に
入れるかを明らかにしただけでできてしまう所が
ちょっとカッコイイなと…
安倍さん・石破さん、どちらも傷つけずに
大勢に影響を与えることなく、
自民党を揺るがすことなく…っていう
「鬼の一手」のようにも見えます。
うへぇ~シビれるわぁ~。
進次郎くん…君は良い政治家になったな!
…「何様?」って突っ込みは受け付けません(笑)