英語における文型について
今日の中3の英語の授業は英語の「第5文型」
…そもそもこの言い方が「英語って難しい」
と思ってしまう言い方です。
そもそも、日本における英語読解の歴史は浅く
今の東大とか早稲田とか慶応大学のような
ちょっと凡人には理解しがたい学力を保持して
らっしゃる皆々様が、欧米人の話している言葉を
翻訳する時に「わかりやすい」ようにすべく研究
されてきたのが、今の英語の授業にそのまま
活かされているんでしょうけど…
「第〇文型」とか…
軍隊のホフク前進の種類みたいな感じで
ちょっと穏やかでは無い名前の付け方ですよね。
第5文型ってのは
I named the cat TAMA.
私はこの猫をタマと名付けました。
後ろのThe catとTAMAは
同じものですよね。
第4文型ってのが
I gave her a doll.
私は彼女に人形をあげました。
後ろのherとdollは別物です。
これが第4と第5文型の違いですけど
こうみると大きく違いますね。
大人になって「~文型」とか言われても
「は?」って思う人は多いと思うのですが
実はこれを中学生の段階で
みんな勉強しているんです。
「『第〇文型』の名前からして…」と
私のような観点の人間は少なくないようで、
「第〇文型」という教え方をしない先生や
教科書も多数あるので、当の教わっている側の
中学生も、理解しているはずのその文法が
「第〇文型」という名前であることを知らず、
しかし高校英語では当たり前のように
繰り返される「第〇文型」という言葉にテンパりつつ、
ようやく「そういう事だったのか」という事に気付いた時には
既に高3の12月であったというのは良くある話です(笑)
ルールブックは統一すべきですよね。
「文型」っていう言葉で教えるのか、
ニュアンス的な教え方をするのか、
そこをハッキリしなければ、
いつまでたっても日本人の語学力の弱さは
解消できないと思います。
ちなみに私には英会話教室の先生が
つけてくれたイングリッシュネームがあります。
その名も「Mark(マーク)」です!
Just call me Mark !
でもこの話すると、笑われるんですけど…
「マーク」っぽくないですか?私(笑)