夏の終わりのハーモニー
タイトルは歌手の玉置浩二さんと井上陽水さんの
名曲ですが、まさに今がそんな日々ですね。
新聞の天気予報によると、今週は
夏が最後の頑張りを見せるんだそうです。
どういう意味かって?
朝晩冷え込んできて秋が始まったっていうのに
昼間は中途半端に夏日になるって事です(笑)
今日、家を出てくるときに庭でセミが鳴いてました。
こいつらも、涼しくなってきて焦っているんだろうな…
でも、このセミときたら木に止まっているどころか、
アスファルトにベタっと…いや、ボテっと落ちた上で
ジジジジジって完璧な「鳴き」を披露しておりました。
子供にせがまれてもいないのに、この歳でセミを
捕まえるのもナニなんで、地面にしゃがみこんで
今まさにそこで鳴いているセミをツンツン
してみたのですが(それも中年のする事じゃないか…)
飛んでいくどころか、私の人差し指をメスだと思ったのか
なんかジャレついてくるではありませんか…
セミが鳴くのってメスを呼んでいるんでしたっけ?
ちょっと照れた(笑)
私の指は当然メスじゃないんですけどね(笑)
このオスゼミのメスを探す必死さと
自分の指をそれと思い込んで、
なんかジャレてくるこのセミの一途さに
照れてしまいました(笑)
お、おぉ!大丈夫だ!
残りの命わずかなセミよ
メスが来たとしたら、
そのお前のテクニックに
イチコロだよ…
そんな言葉をかけながら
アスファルトで精一杯の力で
お腹を震わして鳴くセミを
我が家の木に止まらせてあげました。
あと数日間の命でも、
きっと最高の奥さんを見つけて
しっかりと7年後には、こいつの子供たちが
我が家の庭で鳴く事でしょう。
それまで、必死で鳴き続けなさい。
家主の私が許します(笑)