蝉の一生
今日の朝の寒い事、寒い事(笑)
もう今年は熱帯夜って無いのでしょうか?
昨年はお盆時期に何回か凄く暑い日が
あった気がするから、そんな事は無いかな?
先日、我が家の家先でセミを捕まえまして
長女の自由研究が「昆虫図鑑の作成」の為
写真撮ったり、観察したりしたんですけど
もちろん、すぐ逃がしてあげようと思いまして
庭の木に放してあげたのですが
なかなか飛んでいかず…あ、やっちまったか?
と思いつつ、知らんふりしていたんです。
あの日は、そのまま海に行ったのですが
帰ってきてから、セミを放した木を見てみると
姿は無く、ホッと胸をひとなで。
畑のキュウリがツルを伸ばし始めたので
ツルが巻き付くように添え木をしてやろうと
物置裏に向かった所、昔は虫博士と言われた
私ですら、ちょっと引くほどの
それはそれは大きな蜘蛛の巣が張っておりまして
そのど真ん中に、先ほど逃がしたはずの蝉が
バッチリ捕まっておりました…
即救出したのですが、心肺停止状態。
触覚にふれてみて、死亡を確認しました。
ふぅ~娘には口が裂けても言えねぇ…
さっきまで色々な事を教えてくれた
セミ君が、逃がした瞬間に蜘蛛の巣に
引っかかって、その短い生涯がさらに
短いものになってしまっただなんて
そんなオソロシイ世界を垣間見せるには
早すぎると…
蝉ってのは一生の大半を土の中で過ごします。
その長さは種類にもよるらしく、日本の蝉だと
2年から6年、アメリカには13年から17年っていう
長丁場の幼虫期間を過ごすセミもいるそうです。
夏になると、土の中での生活最後の幼虫が
木を登り、地上50~60cmの所で成虫に羽化します。
成虫の期間は1~2週間とか言われてますけど
実は1ヶ月くらいは生きるらしく、
思ったほど短命では無いですね!
って幼虫の期間を考えたら十分に短命です(笑)
食べているものは、木に嘴を突っ込んで
「液」を吸っているようです。
それ以外のモノは基本的に食べず、
飼育には向いていないという話です。
セミの成虫が1~2週間しか生きないと
いう話は飼育しようとした人が何度やっても
それしか生きない為に通説になってしまった
のではないかという事です(笑)
私が捕まえたセミは娘が図鑑で
調べたところによるとコエゾゼミというセミで
背中に「π」みたいな模様があるのが
コエゾゼミの特徴ですね。
結構カワイかった(笑)
我が家の近くにいるセミはほとんど
同じ鳴き方をするので、ほとんどがコエゾゼミ
もしくはエゾゼミかと思われます。
クモさんも見てやればよかった。
蜘蛛の巣は私によって完全に破壊
されましたけど、実物を見てないから…
でも、あの感じじゃ、相当デカいクモと
思われます。私、虫は大丈夫なんですけど
クモはちょいと苦手なんで…
セミの時みたいに、捕まえて写真を取るなんて
絶対にできません(笑)
娘が運よく、巨大なクモを見つけたとしたら
間違いなく「お父ちゃん捕まえて」って
言うのでしょうが、その時ばかりは
ムシしようと思います。
うわ!恐ろしいほどのダジャレで
秋がさらに近づきそうです(笑)