理想の教材①
うちのような小さい塾にも
教材会社の営業の方がお見えになるんですよ。
本当に頭が下がる思いです。
日々札幌を営業車で流しつつ、
塾の看板が目に入るやアポなしで
アタックしているんでしょうから。
でも、「対話型個別学習」という言葉に反応する
営業さんはいません。いけませんね。
目の前にいる客候補が、そんな長たらしい名前の
塾を作ったんなら「御社のコンセプトは何ですか?」
くらいの質問をしなければいけません(笑)
大丈夫です。3時間くらい喋りますけど
喜んで説明しますから!
そっか、だから聞いてこないのか(笑)
でも、申し訳ないですけど、昨日のブログに書いた通り、
うちの塾においては多分、どんなに説明をされても
ピッタリフィットするような教材は無いでしょうからね(笑)
一般的な営業さんは、自分の塾の教材の
ラインアップを説明するだけして、帰っていきます。
「いつかお取引お願いします」という
言葉だけを残して…
以前、ここのブログに出てきた塾業界の神様は
教材会社も立ち上げておりますが、教材の話よりも
もっと重要な事を教えて下さったので、
この方は別格とします。
私が授業をするときの教材なんて
正直何でも良いのですが、
生徒達はどんな教材を望んでいるのでしょうか。
見やすい・覚えやすい・使いやすい
まぁ端的に言うとこんな感じの教材です。
まずは見やすいってのは構成ですね。
要点があって練習問題があるのでしょうが
要点が見やすいという事です。
カラーだと見やすいですし、挿絵がわかり易い
パッと見で何が書いてあるかがわかるものです。
覚えやすいというのは要点が細かすぎない事。
覚えるべき所が端的にまとまっているもの。
その単元の要点がハッキリしていることでしょうね。
使いやすいというのは、何度もそのテキストを
使用するに値するか?という事です。
残念ながらほとんどの生徒はテキストに
書き込むので二度とテキストは開きません。
「一度やっているんだから、もういいでしょ?」
っていうのが生徒たちの本音ですね。
そう、生徒たちがテキストに期待しているものは
「演習のみ」なんですよ。
でも私としては、それでは開発費が
勿体ないと思うんです。何度も開いて
勉強(確認・演習)できる教材こそが、
「為になる教材」だと思うんです。
お、この話の骨格が見えてきましたね(笑)
では、また明日。