SNSの功罪
う~ん。今日もなかなか
過ごしやすい一日ですね。
こんな感じで夏が過ぎていくなら
悪くないです。
アメリカで52℃を記録したみたいです。
異常な暑さは日本に限った事じゃ
ないみたいですね。
そう考えると過ごしやすい夏ってのは
最高なのかもしれません。北海道万歳。
さて、タイトルにしたSNSについてですけど
私も、この通りブログという形でソーシャルに
ネットワークによって繋がっている(?!)ワケ
ですけど、最近は結構、こいつのせいで
ちょっとした問題が起こっているようです。
例えばある芸人さんが、自分の娘(幼児)が
舌から大量の血を流していたので、
救急車を呼んだという情報をSNSに書き込んだ時に
「その程度で救急車を呼ぶな」という批判に
晒されたようです。
それから女優さんが彼と一緒にW杯を
観に行ったという情報を書き込んだだけで
「目障りだから削除しろ」と批判されるという…
前者に関しては、最初の子供で幼児期ならば
口から血を出しているだけでテンパる気持ちは
親ならよくわかるのですけど、批判している人は
相手の気持ちなんてどうでも良いのでしょう。
そういう所を「読む心」なんか無いんでしょうね。
で、後者に関しては完全にイジメですよね…
SNSなんて俳句みたいなものでしょ。
自分が心を動かされたことを、そのまま
書いているんだから、第三者に批判される
筋合いは無いワケです。
でも、難しいのは、第三者はそのSNSを見て
心を動かされ、批判したくなったから批判して
いるのかもしれないので、こちらにも非は無い
のかもしれません。
でも、さらにその批判を見て心動かされた
今の私のような人間が「批判なんかするな」
と、このような形で書き込むことも非は無いと思われ…
ココなんですよね。
SNSが難しいのは(笑)
でも客観的に見て「イジメ」の構図が見て取れます。
人のプライベートを覗いて「批判する」という
行動に出る人って、心に余裕が無い人なんだと
思うんです。それは批判した人の日常生活が
荒んでいる、もしくは常に誰かに批判されて
いるからなのかもしれません。
そういうイライラした気持ちの時に、
他人の幸せを見せつけられると、どうでしょう。
自分はこんなにつらいのに…っていう
心が働くんじゃないでしょうか。
歴史的な俳人が詠んだ句を見たとしても、
心が荒んだ人は批判するんじゃないかな。
「やれ打つな ハエが手をする 足をする」(小林一茶)
これを見たって「気持ち悪い」とか「削除しろ」
「静けさや 岩にしみいる 蝉の声」(松尾芭蕉)
これを見たって「なんかうるさくなってきた」とか「削除しろ」
「咳をしても一人」(尾崎放哉)
これを見たって「寂しすぎるだろ」とか「削除しろ」(笑)
う~む。心が荒んだ人は、SNSなんて見ちゃダメですね(笑)
でもSNSには、「罪」だけではなく「功」の部分もあると
思うんです。明日はその話をしましょう。