ラクをする事の代償
昨日のサッカー凄かったですね。
誰も予想しなかった展開ですよね。
開始3分で日本が決定的な場面を
迎えたと思ったら、相手がシュートを
手で防いでしまって退場する…
なんていう事が本当に起こるとは…
あの時、相手が手で防がなかったとしたら
多分1点入っていたでしょうけど、その後に
ポンポンと逆転されて負けていたかもしれない…
そう考えるとサッカーって奥が深いですよね。
こういう番狂わせがサッカーファンが世界に
根強くいる理由なのかもしれません。
でも、日本代表はこれからが苦しい…
サッカー強国コロンビアから
思いもしないラッキーが転がり込んできて
勝ってしまったという事実。
この「楽」はなかなか拭い切れるものでは
ありませんよ。次の試合で
「何で相手は11人もいるんだ?」という
錯覚に陥らなければ良いのですが…(笑)
勉強だって同じだと私は思うんです。
たまたま勉強も何もしなかったのに
良い点数が取れてしまった生徒が
いたとしたら、そういう生徒は二度と
勉強しなくなると思うんです。
もちろん、次のテストはボロボロでしょう。
でも、何もしなくても点数が取れたという
その過去の栄光を信じ切って、やっぱり
勉強をしない。点数が取れなかったのは
「問題が悪い」と問題のせいにする。
もしくは、先生の教え方が悪いと人のせいにする…
こういう生徒さんいるかもしれませんね。
勉強をしなかったあの時、ボロボロに
点数を落としていれば、次のテストは
勉強を頑張って点数は伸びたかもしれない…
人間は「楽」を知ると、それよりも水準を
落とす事はできないんだそうです。
会社の利益の為に、社員の給料が
毎年落ちていく会社なんてありますか?
社員がいなくなってしまいます。
国の予算だってそうです。日本は借金大国とか
言われていますけど、今年も来年もやっぱり
国債を発行して借金をします。去年よりも多く
借金を作るんです。
勉強に関しても同じことが言えるんですね。
何もしないで良い点を取ってしまった事実が
努力して良い点を取る気力を削いでいる…
でも1つだけ言えるのは努力する人の方が
短期的にも長期的にも絶対に良い結果を残す
という事です。「一生懸命やった」というその実績は
貯金みたいなもので、いつかその利息が自分に
幸福をもたらしてくれるんですよ。
「あ、今の幸福は、あの時頑張ったから訪れているんだ」
と認識できた時、これからもずっと
一生懸命頑張れるのかもしれません。
自分を律する事ができるかどうか…
これは私自身にも必要な考えです(笑)