なるほど
電池を入れるのは1回だけで
半永久的に動き続ける電動の器具…
結構熱い話だと思いませんか?
そういうものが実際にあるんだそうです。
現在、中3のテスト範囲にもなっている
「電気と磁界」の単元に、発電機の元と
なっている原理で「電磁誘導」ってのが
あるんですけど、それを応用すると
そんなに熱いモノが作れるんだそうですよ。
電磁誘導とは…
ある回路の近くの磁場が変化するとき、
その回路に起電力が生じる現象(コトバンクより)
突き詰めると難しい話なんですが
簡単に言えば、コイル(銅線を巻いたもの)に
向けて磁石を近づけたり、遠ざけたりすると
電流が流れるというモノで、その時流れた
電流の事を誘導電流と言うのですが、
これを集めて使えるようにしたものが
「発電機」なんですよ。
発電機の動力は燃料です。
よくお祭りの出店の外に「ブロロロロ…」って
鳴っている機械があると思うのですが、
あれが発電機ですね。
で、半永久的に動き続ける電動の器具は
1回だけ入れた電池のパワーで、
器具の中にあるコイルに向けて
磁石を動かし電流を発生させ、
それをコンデンサーに集めて
おき、その電流でもって動くんですよ。
だから電池が無くなっても
発電するための電流を溜めているから
ずっと動き続ける事ができるらしいです。
これって、自給自足に近いですよね。
最初の一年を乗り切るだけの食べ物と
作物の種・モミさえあれば、畑と田んぼを
自分で作り、自分が食べる分だけの
作物を収穫しながら生きていく…みたいな(笑)
でもコンデンサーが壊れてしまったらアウトです。
自給自足も自然の猛威に畑や田んぼが
壊されたらアウトのように…
いや~電気の世界も奥が深い!