テスト5日前
テスト5日前になりましたので
ここからどういう勉強をするのかを列記していきます。
先に言っておきますと、
ここからテスト勉強を始める人はもう手遅れです。
範囲的に前回よりは点数が上がるかもしれませんが
それは全員上がります。相対的に見て敗北します。
あきらめろとは言いませんが、ここから勉強をして
仮に20点上がったならば、あと10日前から
勉強していれば、満点も狙えたと思います。
「自分は一夜漬けタイプだから」という人がいますが
私はそういう人を見ていると、一夜漬けじゃなければ
もっと上がるのに…と残念な気持ちになるんです(笑)
一夜漬けでオール満点だっていう人がいるならば
その人は「天才」ですので何も言う事はありませんけど。
では、本題に入りましょう。
数学に関して
すでに学校のワークは2周しましたか?
学校で学習している範囲内だけで良いので
ワーク2周は最低やりましょう。
でもなぁ、解答を書き込んでしまっている生徒は
それだけでやる気が失せているんでしょうね。
問題をノートに書き写してでもやる!
これくらいの根性を見せましょう(笑)
ワーク2周を終えた生徒は自分が苦手な問題が
あらかじめわかっていると思うんです。
その問題を集中してやりましょう。
ただ解くだけではなく、一度、模範解答を
マジマジと眺めてみて下さい。
どのように解いているのかを目で追うだけで大丈夫。
そこで、自分の考え方に「無駄」は無いかを確認してください。
それから教科書に載っている問題も解く事。
ワークをサラサラと解けたなら、それはイケるはず。
それでもわからない時は学校の先生に聞く
もしくは、頭の良いお友達に聞きましょう。
もちろん、塾に通っているなら
塾の先生に聞いてください。
英語に関して
学校のワークばかりやっていませんか?
教科書をもう一度手に取って下さい。
英語を読みながら、頭の中で日本語にしてください。
同時翻訳しているかのように。
この時、英語は必ず声に出して読みましょう。
これを範囲全てで毎日3回ずつ実行する事。
「あれ?なんだっけ?この単語…」って事が無いように。
ページ横の単語・熟語は100%書けるようにしておく。
学校で実施した単元テストやプリントも全部
見直しをしておくこと。
国語に関して
こちらもワークは最低2周する事。
記述問題は要注意、そこが問題になっている
という事は、大事な部分なんです。
確実に答えられるように、ワークの解答例も
しっかり見ておくこと。それとワークが終わっているなら
国語の教科書と学校で板書を写したノートを
見ておきましょう。文章を読んで、ノートと見比べて
学校の先生が何を教えようとしたのかを確認してください。
それとテスト範囲の漢字だけは絶対に間違えないように
最後の練習を欠かさない事。
理科に関して
今までテスト範囲の単元で一番苦手なもの
を集中してやっていたのなら、
ここで、全範囲全てを最後に復習しておきましょう。
得意だったはずの単元が本番でできなかったという話は
よく聞く話です。もう一度、一通り確認しておくことで
最悪の事態は回避できるはずです。
社会に関して
学校のノートをもう一度見て下さい。
国語に近いのですが、社会は露骨に重要ポイントを
板書にする事が多い科目です。
先生が板書に図でまとめた所とかありませんか?
「図でまとめる」というのは、しっかり教えたいところだから
図にまとめるのです。ワークの問題も大事なのですが、
先生の板書を見返す事で予め出てきそうな問題を
予測する事もできますよ。
どうですか?
「もうすでにやっている」ならば、
自分で考えて別の事をやってください(笑)
ワークばかりやってた…というなら、ノートを見返すなど
それ以外の事に手をつけながら「仕上げ」に入るのが
5日前の勉強ですよ。
最後に繰り返しになるのですが、
ここから勉強を始める生徒は、絶対にこの通りにの
勉強はしない方が良いです。これらの仕上げは
ある程度前の段階から、計画的に勉強をしていた
生徒向けの話です。学校のワークすら「サラッと」の
生徒が、上記の勉強を実施した所で知識が薄くて
逆に点数が落ちてしまいます。
提出もありますのでワークを実施しましょうね。
では、良いテスト勉強を!