大丈夫!絶対に!
日大アメフト部の話です(笑)
昨日、反則を行ったアメフト部の学生の
謝罪会見がありました。ご覧になりました?
私は涙が出てきましたよ。
なぜ、若干二十歳の若者だけが
正しい形で謝罪し、誇張する事の無い
事実を語り、余計な事は言わず、
ただ黙々と謝罪会見ができるのかと。
世の中に謝罪会見は多くあれど
これほどわかりやすく、正々堂々とした
謝罪会見も無いでしょう。
横にいた代理人の弁護士は20代で
公衆に面前を晒すリスクを伝え
引き留めたらしいのですが
顔と名前を出すことが、
謝罪するものとしての道義
これは、この学生とその保護者の
意向なんだそうです。
「誠意って何かね?」
これはドラマ「北の国から」で
菅原文太さんがその役の中で
発したセリフですが、
私は、あの記者会見こそが、
「誠意」であったと思います。
それに比べて…
日本大学の大人たちは…
「何をやっているんだ、何を!」と
喝を入れてやりたい気分です。
何なんだ…あれは。
気にしているのは何?メンツ?
今更なんなの?2週間ほど逃げ回って
「私に責任はある!」って何様なの?
客観的に見ている側としては
「当たり前だろ、そんなもの…」
としか言いようが無いんですけど。
もっとハッキリ・シャッキリと
私が自分のチームの学生を凶器にして
相手校の攻撃の要であるQBに
怪我をさせるように仕向けてしまいました。
自分の名声の為、自分の快楽の為
スポーツによる教育の範疇を越えた
指示を出してしまいました。
本当に申し訳ございませんでした。
そう言え!
日本大学には鳴り物入りで設置された
危機管理学部ってのがありますね。
企業や個人がこういった社会的な制裁を
受ける際に必要な行動を学ぶわけですが
その学部を設置している大学とは思えない
初動に呆れるばかりです…
大学のナンバーツーである、
この元監督が危機に備えられていないとは…
日本大学も地に堕ちたな…
そう思わざるを得ません。
一方、この学生に対する
称賛の声が挙がっています。
よく言った、君は偉いぞと…
常識的にはあり得ない程の
リスクだったのかもしれませんが、
このネット時代、そのリスクを
皆知っていますからね。
だからこそ、逆に、
称賛されるのかもしれません。
裏を行ったという事です。
素晴らしい学生さんです。
就職活動、頑張れよ!
大丈夫、真っ直ぐな君なら
やりたいことをしっかりやり抜く事が
きっとできるさ!
神様がいるのだとしたら
絶対に見ているはずだから!