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忍者のジャンプ力


当塾の勉強は基本的には

簡単な内容の勉強から始まり

徐々にギアを上げていくスタイルです。

それでも、ミスをする生徒は多く

完璧な生徒はほとんどいません(笑)

でも生徒諸君に安心してもらいたいのは

全ての私の元教え子は同じような問題を

ミスしながら、それを私にイジラれながら(笑)

様々な高校に合格していったという事。

東西南北旭丘に合格した生徒も同じ条件

で勉強をしていたという事。

そして、その結果、北海道大学進学多数

医学部医学科進学多数…

医学部の多数はちょっと盛った(笑)

ただ、私よりも遥かに高い学歴を取得して

今に至るんですよ。彼らは(笑)

でも、難易度の高い高校に合格した生徒達に

共通するのが、簡単すぎるからと

不平不満を言う生徒はそんなにいなかったって事です。

純粋にミスをしたことを悔しがっていました。

後に北大に進学し私の下で講師として

アルバイトしてくれた元生徒がいうには

「この程度の問題でもミスをするという事実を

思い知らされるから、簡単な問題も悪くない」

との事(笑)

タイトルの「忍者のジャンプ力」ですが

昔、忍者ハットリくんというアニメで

ハットリくんが、ケンイチにこんな話をします。

忍者の跳躍力が優れているのは

その練習方法にある。

まず木の種を植え、芽が出たら

それを一回飛び越えて

毎日それを繰り返していると

何年後かには、高く成長した木を

軽々と跳躍で飛び越えられるようになる

という話。

私はこの話を生徒にします。

簡単な問題もずっと解き続けているうちに

いつの日か「難問」も知らぬ間に

当たり前の如く解けるようになると(笑)

それを最初から飛び越えられるか、

飛び越えられないかというギリギリの所から

練習を始める人は、一回飛び越えられたら

ある程度満足してしまって、次の段階を

「飛び越えられないモノ」と考えて練習をするから

それ以上伸びないんだ…と。

でも必ず不平不満を言う生徒がいます。

そのやり方が「効率的ではない」と。

もちろん私は自分の方向性を否定されても

文句は言いませんよ(笑)

その生徒、もしくは保護者の言う「効率的」な

勉強の仕方を伺って授業をする事もできます。

しかし、長年の経験上、残念ながら

それ以上は伸びません。

いつの間にか、周りの生徒に抜かされ

追いつくことはできず、焦ったところで

「時すでに遅し」というパターンです。

学力を伸ばしたいなら基礎・基本を

徹底的に鍛えるというのは、

もはや「当たり前」なんですね。

そこに効率は存在しません。

効率に走るから見落としが出る。

1つの見落としが、取り返しのつかない事

になり得るというのは、社会に出ても同じです。

だからこそ、基礎・基本を笑うものは

基礎・基本に泣く事になるんですよ。

手っ取り早く…って言葉が通用する事象は

意外と限られているという事を

私はこの仕事を通じて知りました(笑)

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