英語の補強③
さてと、英語の話に戻りましょう。
①Be動詞と一般動詞の区別ができない
②時制に弱い
と報告してまいりましたが、3つ目は
「疑問詞を使った疑問文が作れない」
そもそも、Be動詞と一般動詞の区別が
ついていないと、疑問文すらメチャクチャ
になっている事が多いのですが、
疑問詞が出てくると、さらに混乱するようです。
When・Where・Who・What・How・etc.
いつ・どこで・だれが・なにを・どのように・等々
ってのが疑問詞ですけど、生徒達も
意味はわかっているみたいなんです。
でも、その使い方がわかってません。
「疑問詞は疑問文の前につける」っていう
ルールすらわかっていない事があります。
その中でWhoの疑問文が例外的なもんだから
もう完全にアウトなんですね(笑)
何度も学習している内容なんですけど…
ここで、私は一つの仮説を立てました。
もしかしたら、今の小中学生は
「自分なりに理解しようとする」という
努力をしていないのではないか?
教科書やテキストに書いてあることを
書いてある通りに丸暗記だけして
理解した「気」になっているのではないか?
How manyは数を聞いているので
名詞の複数形をくっつける
これ、私なりに理解している
How manyの使用法なんですけど
自分が学生だった時は、
先生が何やらよくわからない説明を
しているなと思った時や(先生方すいません)
間違えた問題に対して、同じ間違いを
繰り返さないようにするために、その内容を
自分の言葉で理解しようとしたものです。
疑問詞を使った疑問文にしても、
何を聞いている時に、どの疑問詞を使うのか
を自分なりに(自分の言葉で)理解しようとしないと
いつまでたっても身につかないでしょう。
次の英文を下線部が答えになるような疑問文に書き換えよ
っていう問題は頻出です。この問題が出た瞬間に
脳みそを「疑問詞を使った疑問文モード」に
切り替えられているかどうか。
本当の意味での勉強とは暗記のように
脳にインプットする行動だけではなく
インプットした内容をどのタイミングで
アウトプットできるか?という事だと
私は思うのですが…
疑問詞を使った疑問文は特に
そうやって学んでいくものだと私は思います。
自分で英文に線を引き、それを尋ねる時には
どういう疑問詞を使った疑問文とするべきかを
考えるっていう自主トレをすれば、
アウトプットの練習になると思います。