得意料理

私は料理をします。

中学校の頃から、台所に立って

せっせこと何かを作って食べたりしてました。

中学生の私がタコ焼き用の

フライパンを自分で買ってきて、

親にタコの足を買ってもらい、

当時は100円ショップが無かったので、

たこ焼きを作る時の鉄の尖った棒が

売っている所を知らず、工具の

ドライバーセットの「千枚通し」を代用して

見よう見まねでクルクルと

ひっくり返しながら作りまして…(笑)

それを父親に食べさせたところ、

あまり人を褒めない父が、

「お前、料理の道に行ったらどうだ？」

とか突然言う始末で(笑)

高校の時は男子バレーボール部でしたが

女子バレー部からバレンタインに

義理チョコを頂いて、そのお返しに

特製チーズケーキを作ってあげました。

料理自体には自信はあったのですが、

嫌だったのが「後片付け」。

食器洗いが苦手です(笑)

料理人でも良かったのですが、

皿洗いから修行が始まるんだったら

それは嫌だな…と、そんな理由で

料理人の道は秒速で却下でした。

皿洗いをしなくても良い世界なら

もしかしたら飛び込んでいたかもしれません。

そしてフランスだの、中国だのに料理留学して

今頃、若き天才シェフの仲間入りを

していたんでしょうね(笑)

そんな私の得意料理はオムライスです。

オムライスって日本で創作された料理

なのご存知でした？(笑)

卵だけのオムレツはフランス料理の基本で

オムレツではなく正式には「アムレット」って

いうそうです。一方チキンライスの発祥は

タイ説とマレーシア説があります。

芸術的な見た目と最高級の味と名高い

フランス料理の「アムレット」と

屋台で売っているような超庶民的で

見た目はゴチャっとした

アジアの料理であるチキンライスが

極東の日本で融合した…それがオムライス(笑)

オムライスの作り方にもいろいろあります。

チキンライスの山にオムレツを載せて

切り開いてトロットロの卵の雪崩を起こす奴。

あれ？表現が料理リポーターの彦摩呂さん

みたいになってきてますね(笑)

でも私の場合は、オムレツを作る過程で

チキンライスを「具」として投入し

出来上がりは「ちょっとおデブなオムレツ」

っていう仕上がりにする奴です。

こいつが、また…

金色に光るオムレツの中から

ジューシーなチキンとホックホクの

ケチャップライスが玉ねぎの甘さと

共に現れて…以下略。

「日出ずる国のコケコッコライス」

っていうキャッチフレーズで決まりですね(笑)

うへぇ～食べたくなって来た。