教材選択
生徒の教材を決定しました。
うちみたいな小さい塾は営業が来ることも
無いので、私の中の基準で「う~ん…これ!」
って感じで決めてます(笑)
教材が一番大事だと思っている
塾の先生って非常に多いんですけど、
私は教材よりも、教える側がその教材を
どう使うかだと思っています。
何でもソフト頼みってのは良くないですよね。
ハードがしっかりしてこそ、ソフトが生きる
っていうのが昔からの私の持論です。
昔、私がエリアマネージャーだった頃
私の部下が当時の塾で使っていた教材が悪い
と文句を言い出したので、最初は黙って聞いていた
のですが、そのネチっこさにブチ切れてしまって
「じゃ、会社辞めて教材会社でも作ってろ」と
パワハラしていたのを思い出しました(笑)
なんでも教材のせいにする社員と
なんでも生徒のせいにする社員と
なんでもバイトのせいにする社員は
結局、何もできない社員なんですわ…
よく、その手の責任逃れな考えを
恥かしげもなく陳情するなぁと思ってました。
私は目の前の教材を使う事もできず
生徒をやる気にさせる事もできず
バイト講師に指示を出す事もできません
と、自分の無力さを訴え出ているとしか
思えなかったんですよね~。
今年度は保護者面談での親御さんの希望と
今までの生徒の宿題+自習にかける時間数の
少なさから、ちょっと作業量を増やす方向で
行く事にしました。でも、しっかりと
「理論立てて考える」という軸を曲げないように、
授業の仕方も考えています。
おーおー、こうやって塾は成長していくんだねぇ。
これを見ている人は、塾が使う教材に興味の
ある人もいると思うので、少し紹介しておきますか。
最近の教材ってすごいんですよ。
例えばタブレットやスマホで生徒の教材の進捗や
苦手な問題が確認できるようなモノもありますし
タブレットから講師の指導用教材をダウンロード
できたり、どの教材を実施する事が適切かを判断する
学力診断テストがあったり…
いや~教材も「至れり尽くせり」って感じです。
ただ、私はちょっとソッチじゃないかな?
って思っているんですよ。
日本の教育が2020年度から
変わるのはなぜでしょう?
思考力や判断力をつけ、表現力を鍛える事で
国際社会で生き抜く力をつけたいから
何で思考力や判断力を養わなければ
いけないのにツールがそこにできあがっているのか?
結局、甘えん坊を育ててしまう事にはならないのか?
私は、その手の分析ツールは自分自身で作るように
なる事こそ、将来に生きてくるんだと思うんです。
面倒なら自分でプログラムを組んで自分で作って
しまうような人財こそ、これからの社会で生き抜ける
のではないでしょうか?「楽だから」とか
「そんな時間勿体ない」とか言う人もいるでしょうけど
そんな事だから、将来「AI」に仕事奪われるんです(笑)
コンピューターにすがるのではなく
コンピューターに指示を出す側の人間にならないと!
うへぇ~。AIに宣戦布告ですね(笑)