シムソンズ
まだ冷めやらないオリンピック旋風の中で
ロコ・ソラーレ北見の選手たちが地元に凱旋し
吉田知那美選手の言葉に感銘を受けました。
「正直この町、何にもないよね」
「この町にいても絶対夢はかなわない
と思っていた。だけど、今はこの町にいなかったら
夢はかなわなかったな、と思う」
吉田知那美選手は、本当に苦労されて
今回銅メダルに至った選手。
北海道銀行のチームから戦力外通告され
一度はカーリングを辞めようと思ったとも
言われています。そんな中で声を掛けたのが
ロコ・ソラーレ北見の本橋選手。
「もう一度、世界を目指そう」の言葉で
ロコ・ソラーレに参加、今日に至るそうです。
そんなバックボーンがあって、今回の言葉。
もうこれは映画化するしかない…と思ってます(笑)
カーリングなどという渋いスポーツで
映画ってのは難しいのかな?って
思ってたんですが、既にありました(笑)
それがタイトルの「シムソンズ」です。
シムソンズってのは、北見市常呂町に実在した
チームでして、中学校の仲間で結成し、
ソルトレーク・シティオリンピックの
カーリング女子代表になったチームです。
フィクションもありますが、それを映画化したものです。
主人公役は加藤ローサさん。
コーチ役が大泉洋さん。
カーリングのルールなんかもわかる上
見ればわかりますが、明るい所なんか
ロコ・ソラーレ北見っぽい感じで
今回の冬季五輪を見た後で見ると
物凄く共感できる映画です。
でも、この映画は人間ドラマより、
カーリングを楽しむ映画のような気がします。
ロコ・ソラーレ発足と吉田知那美選手の
波乱万丈なカーリング人生にスポットを
当てた映画にできないかな。
前半は本橋選手、後半は吉田選手が主人公
のような、一大スペクタクルで(笑)
もう、スペクタクルの意味なんか
わかってないのに使っちゃってます(笑)
半沢直樹ばりの「スカっとする」脚本にならないかな。
カーリングにブームが来るかもしれませんよ。
…本当にこれが実現したら、私は自分の名刺に
「予言者」という肩書をつけようと思います(笑)