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テスト勉強は社会勉強?

メイン中の学年末テストまで残り10日になりました。

各々、頑張っていたり、そうでなかったり(笑)

テスト勉強に関しては、このブログでも何度か

取り上げていますけど、テスト勉強は

もっと計画通りにやらないといけませんね。

「計画通りに何かをやって結果を出す」

当然、中学生にはそれが自分の将来にどういう

影響を与えるかなどわかりっこないのですが

保護者の方ならわかると思います。

社会人として絶対必要なスキルなんです。

どんな職業にも「計画」は存在します。

しかし「結果を出す為の計画を立てろ」という

オーダーが上司から出た時に、

それを組み立てられる人は多くありません。

それができるなら、みんな成功しているだろ?

と思われるかもしれません。

そうです。それができるごく一部の人間が

成功するんですよ。でも、残念ながら「ごく一部」です。

勉強の計画は、どこからスタートすると思いますか?

自分自身を知る事からスタートします。

前回のテストが5科目オール30点だった生徒が、

今回のテストの目標として5科目オール100点を

目指すと言い出したとします。

人によっては高い目標を立てる事は良い事だと

言い出すかもしれません。でも、目指す本人は

どれだけ本気だと思いますか?

前回オール30点の生徒はオール50点を狙うのが

妥当でしょう。それでも合計点で100点UPですからね。

最高の結果だと思うのですが…

自分がどれだけ頑張れるのか?

どの科目なら自信があるのか?

具体的に何を勉強すれば届きそうか?

それは、いつまでに何をどれくらいやるのか?

これを、本気でじっくり考える事ができないなら

計画なんて絵に描いた餅です。

でも、最近のお子さんは計画だけは

キレイに立てます。でも蓋を開けるとビックリ

全くその通りにやらないんです。

しまいには「なんでやらなきゃいけないの?」

「自分のペースを乱される」とか言い出す始末。

わかりますか?これ。完璧な計画を立て、

「その通りにできなかったら点数が悪かった…」

という逃げ道を自分で作っているんです。

今の子供たちは逃げ道を作るのが上手いんです。

でも、計画通りに勉強して結果を残す子供もいます。

そういう生徒の計画は無駄なく、卒なく、丁度良いんです。

で、着実に点数を上げている…。気が付いたら

あれ?こんなにできる生徒だっけ?となります。

多分。高偏差値の大学に行く「秀才」って

そういう人たちなんだろうなって思うんです。

「天才」は別ですけど(笑)

企業が求める人財って、計画も何も無しにできてしまう

天才ではなく、計画立てて確実に結果を出す秀才

なんだと私は思います。計画は残りますからね。

下の人間にも伝え残すことができるってのも魅力ですから。

「この人じゃないとできない」って人より

「誰にでも実行させられるノウハウを持っている」人が

重宝されるんじゃないのかな?

だから、一夜漬けなんかで点数が上がったところで

その子の人生においてはマイナスしか残りません。

どうか、あと10日間、私の生徒たちが計画通りに

勉強してくれますように…

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