2:6:2の法則
2:6:2の法則って知ってますか?
以前もこのブログで取り上げた事が
あるかもしれません。
復習すると組織があったとして、
その組織に在籍する人間の
有能:普通:無能の比率なんですってよ。
これ面白い事に、無能の2割が、
この組織を追われる事になったとしても
残りの8割の人間の中でまた
2:6:2に分類されるんだそうです。
組織の中は常にそうであるという事を
前提に適材適所の人的補充をしなきゃ
いけないらしいんですね。
言われてみれば、私自身も
大きな教室で教室長をしていた時に
複数名の講師を雇っていたのですが
その能力は2:6:2だった気がします。
ただ、私の場合は「そういうもの」って事を
認識していた為、決して下の2割を「排除」
するような事はしませんでした。
この世の中もそういうものである気がします。
例えば、先日、センター試験の日に胆振地方で
電車が事故を起こし、やってきたパトカーが
受験生を大学まで送ったという事例。
今回のこの警察の行動を支持する人間は
7割だそうです。残りの3割は
クレームをつけているみたいなんですね。
3割の中の何人かは完全否定ではなく
「人助けなので悪い事ではないが
このような前例を作ってはいけない」くらいの
準否定であると考えると、丁度2割くらいが
本格的に否定している事と考えられます。
私個人は塾という教育関連の仕事を
していますので、警察の行動は本当に素晴らしい
と思ってますが、反対する人間もいる事は
想定済みなので何とも思いません。
ふ~んそういう考え方もあるのね…
くらいにしか思ってません。
世の中は自分の意見を通そうとする輩が
多すぎる気がします。自分とは違う考え方の
人間は必ずいるわけで、そういう人間すら
同調させようとするのは間違っていると思います。
もう少しこの世の中に2:6:2の法則が
浸透すれば、自分の意見を他人に強制する
ようなことは無くなると思うんです。
いますよね。自分の意見が正しいんだから
「自分に従え」みたいな勢いの人(笑)
この国は思想の自由が認められているのだから
わざわざ人の意見に支配される必要なんて
無いんです。もちろんそれが法律として
決められているなら従いますけど。
あ、法律は絶対に守らなきゃダメですよ。
この国は法治国家なんですから!(笑)