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戌年の犬の日に。


戌年の「戌」っていう漢字に

「犬」っていう意味は無いんですってよ。

ちなみに他の干支の漢字も、

その動物であるという意味は無いそうです(笑)

(『巳』だけはヘビの意味があるという説もあります)

で、本日は1月11日。「ワン・ワン・ワン」の日

って事で犬の日なんですって。

だから少し犬の話をいたしましょう。

犬っていうのは、人間が思っているよりも

はるかに高度な「縦社会」の遺伝子を

もっていますね。トップ(ご主人)には

完全に服従ですが、トップ以下には

果敢に喧嘩を売る事もあります(笑)

そして、絶対に自分(犬)は、所属している

縦社会の中において、「最下位では無い」

という認識を持っています。

飼い犬も同じです。

お父さん・お母さん・お兄ちゃん・妹・犬

という序列の中ならば、犬の感覚としては

普通にお兄ちゃんと妹の間に「自分がいる」と

思っているような行動をします。

妹が赤ちゃんの時ならば尚更ですね。

犬は赤ちゃんを守ろうとします。

最近はSNSに動画を投稿する人がいますけど

その中に赤ちゃんを守ろうとする犬の動画は

結構ありますよ。探してみて下さい。

でも、その理由も間違いなく、縦社会で

犬よりも赤ちゃんが下にいる事を意味します。

守る・守られるの関係を考えてみて下さい。

上のモノが下のモノを守るのは当然でしょう?

赤ちゃんを犬が守るのはそういう意味があります。

それと赤ちゃんが発するミルクのような独特な臭い

には、生物としての本能である「種を守る事」を

かきたてる何かがあるようです。

犬だけではなく猫も「赤ちゃんには攻撃をしない」

という実例が多くあるみたいですね。

でも、赤ちゃんだった妹が大きくなって

犬を叩くような仕草を見せたら、間違いなく

犬は吠えますよ。下手したら噛みつきます。

これは犬にしてみれば、目下のモノが

食って掛かってきた時に「シツケ」を

しているような感じだと思って良いと思います。

「お前は私の下のモノなのに、何てことをしやがる」

という感じです。

今まで子供に優しかった犬が豹変するのは

「結局、犬も獣だっていう事」で片付けるのではなくて

そういう事情がある事をわかってあげなければいけません。

私の実家にいる豆シバのリンちゃん。

今年で14年目になります。

人間でいうと80歳越えのお婆ちゃんです。

私の家族についてはリンちゃんも受け入れてくれて

いる気がしますが、多分、うちの次女が

リンちゃんよりも下位です(笑)

次女は犬が大好きなのでリンちゃんを

追いかけまわします。始めは逃げ回っているのですが、

面倒になったら次女に向かって吠えます。

でもご主人(私の父親)にメチャメチャ怒られます。

私が怒っても吠えるのを止めませんが

私の父ならば止めます。これは私がリンにとっては

父親よりも下位の人間であることを意味しますね。

縦社会のトップが自分より下位の次女を守るために

吠えてしまった自分を叱るという行動ならば

リンちゃんも理解できるんでしょうね。

だから、リンちゃんはうちの次女がいると逃げます。

「触らぬ神に祟りなし」と思っているのでしょうか?(笑)

リンちゃん、お婆ちゃん犬になってしまいましたけど

どうか元気なままで、これからも私の両親を見守り

うちの娘たちの遊び相手になってあげて下さいね。

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