スキーについて
ウインタースポーツシーズン到来です。
先週の日曜日、私は長女の今冬の
スキー学習の為にスキーを買いに行きました。
私自身はスキーが苦手。
小学校も中学校もスキーの授業における
レベル分けでは必ずBかCでした。
無理ですよ…あんな痛いスポーツ…
っていうと、転ぶから痛がっていると
思われるんですけど、私の場合は
そうじゃないんです。
スキー靴を履いただけで既に痛いんです(笑)
それを言うと「靴が合ってないんじゃないの?」
とか言われるんですけど、
サイズの大きな靴を履いても一緒です。
どこら辺が痛いのかと言いますと
足の親指の付け根が痛いんです。
スキーをやる人ならわかると思いますが
スキーでターンをする上で足の親指が
どれだけ重要かはわかりますよね?
私はそこが靴を履いた時点で痛いんです。
だから私は曲がれないんです(笑)
カッコよくターンしているスキーヤーを
見ていると本当に羨ましいです。
私自身もイメージトレーニングは
完璧なんですよ。足が痛くなければ
絶対に楽しかったと思います。
それでも、中学・高校時代は
「友人付き合い」でスキーにも行きました。
ターンができない私がどうやって
友人たちとのスキーを楽しんだかというと
直滑降…(笑)
真っ直ぐ滑る事はできます。
当たり前ですよ。スキーを履いて
斜面がある所に立ってりゃ直滑降が
できますから(笑)
友人たちはスキー場のリフトシーズン券を
持っているくらいスキーが上手いので
彼らについていかなければいけないんです。
どんな急な斜面でも「コブ」の多い所でも
私は常に直滑降ですから。
直滑降で滑り、運が良ければそのままの
態勢を維持して滑り降りる事ができますが
基本的には転ぶことで止まります(笑)
わかりますかね?ロデオみたいなものです。
暴れ馬か、激しいコブかの違いです。
藻岩山スキー場に「ウサギ平」と言われる
コースがあります。泣く子も黙る超難関コースです。
ここすら直滑降で滑ってました。
最初のコブで激しく飛ばされ、
着地点のコブに刺さるように転ぶ事
5~6回で滑り降りる事ができます。
いや、もとい!「転げ落ちている」と
いうのが正しい動詞ですね(笑)
コブが良い感じにジャンプ台になっており
滑走を楽しんでいるはずなのに
スキージャンプみたいな状態で
飛ぶこともあります。偶然が重なると
V字ジャンプだってできますね。
ストック持っているから、かなりイビツな
飛形点がつきそうですけど
ウサギ平は飛距離が出るんですよ(笑)
ちなみに、なぜスキー靴が痛いのかは
30代になってから病院で
レントゲンを撮った時に知りました。
足の親指の骨が、ちゃんとくっついて
いないんです。親指と足の間に
「遊離軟骨」がありまして、本来、
3歳までにくっつくはずらしいのですが
極稀(何百人に一人の確率)に
くっつかない人がいるんだそうです。
スキーができないのは
センスとか回数ではなく、
体の異常でできないって事が
わかっただけでも救いです。
うちの娘を誰がスキーに
連れて行ってくれるのだろうか…
それが心配になってきました。