師走突入
今年も残す所、あと31日となってます。
師走(シワス)ってくらいだから、
先生も走る…って意味がわからないです(笑)
実は師走の意味には
色々な説があるってご存知でしたか?
「先生(師)も走る程忙しい」という説。
これ眉唾ですよね。
先生は12月以外は走らないの?
って話になるじゃないですか。
塾の先生の私に限った話なら、
走るかもしれません。娘2人&嫁の誕生日
そしてクリスマスですから(笑)
ある日、師走という言葉は昔の預言者が
オオオ…見える、見えるぞヨォ
2016年に北の大地に誕生する塾の講師が
正月前の月に走りまくっているのが、
見えるぞヨォ~…よって「師走」とする!
と決めたのかというと、絶対違いますよね(笑)
次の説は師=先生ではなくお坊さん説。
お坊さんって静かに佇んでいる
イメージがありませんか?
読経している時、説法している時
どちらも座っていらっしゃるので
「足が無い」イメージですね。
そんなお坊さんですら、
正月の準備に忙しく市場を駆け回る
という感じでしょうかね?
でも、この説も物言いがつきますね。
「なんでお坊さん?」って事です。
10月が「神無月」ですよ。
日本中の神様が出雲大社に会議に
行くのが10月だから「神無月」でしょ?
神話を名称にあてるくらいなんだから、
お坊さんが出てきたら、宗教がめちゃくちゃ
になっちゃいますもんね。
だからこの説も却下でしょう。
次の説は「元の言葉があった」説
元の言葉とは「仕果たす」
そこから「仕果す」になり
「師走」になったという説です。
「仕」というのは仕事の「仕」です。
「お勤め」の事を言います。
今年最後のお勤めの「月」である
という意味からきているというもの。
これ、正解っぽいですよね。
正月は昔からあったものですから
正月を迎える前に、仕事を一度終わらせて
今でいう「年度締め」に当たる月だから「師走」
であるならば、塾は師走じゃないですね。
3月の受験に向けて、冬期講習会という
デカイ仕事がありますからね。
冬期講習会は月をまたぐので
ここで仕事は終わらせていられないんです。
塾にとっての師走は「3月」なのかも
しれませんね。
最後の説ですけど、
元々「師走」っていう言葉に意味など無い
っていう説もあるんですよ(笑)
睦月(1月)から霜月(11月)まで
意味があるのに、12月だけ意味が無いとか
その構成自体に無茶があるでしょうよ(笑)
昔から言い伝えられている
言葉の意味を調べてみると
意外な事がわかって面白いですよね。
ほんの些細な事でも良いので
色んなものを使って調べてみるのは
話のネタになりますよ。
自分の苗字のルーツとか
調べてみると壮大な歴史スペクタクルの
世界に飛ばされたりします(笑)
お勧めです。