ヒザの痛み
最近、左ヒザが痛みます。
何かにぶつけたワケでもないのに…
関節の曲げ伸ばしでズキっときます。
気温が低くなると
特に曲げ伸ばしをしなくても
ズキっとすることがあります。
「アイタタタ…」って言ってしまいます。
それで思い出したのが私の母方の祖母です。
もう既に亡くなってしまっていますが
98歳だか、99歳という大往生を遂げた祖母。
私が物心ついた時には既に祖母は
「アイタタタ…」っていう言葉が口癖に
なっていたんですよね(笑)
子供の頃の私が「何で痛いの?」と聞くと
「バアちゃんはヒザが病むの。
モト君は、大きくなってもそうならんと良いね」
と山形訛りでニコニコしながら言ってくれました。
そして、リボンナポリンを一気飲みするんです(笑)
そんな炭酸ばかり飲んでいるから
「骨関係」を病むんじゃないか…と
子供ゴコロにはそう思っていましたが
炭酸をそんなに飲まない私も
40歳過ぎたら、婆ちゃんと同じに
なってしまったようです(笑)
そういえば祖母は、大晦日の寒い日に
紅白歌合戦を見ながら、
ずっと自分のヒザをさすってましたね。
なんか今なら、あの時の祖母の痛みが
わかる気がします。遺伝ですねぇ(笑)
じゃあ、私もあと60年近く生きられるかなぁ?
でもなぁ、ここから60年間
「アイタタタ…」が口癖かぁ(笑)
ブロック注射で治りそうなものだけど
こんなので病院に行くのも気が引けます。
どうせ、私の掛かりつけの、あのヤブ医者は
「はい!原因は年齢!お大事に~」
しか言わないと思います(笑)
でも放置してたら
手がつけられなくなっていました
っていうパターンもありがちです。
ちょっと様子を見てから
病院へ行こうと思います。
歳を取るってのは良い事もある反面
こうやって負の要因もあるんですね。
うまく釣り合いが取れている気がします。
日曜日の長寿番組「笑点」の
元司会者桂歌丸さんも、
何かの雑誌のインタビューで言ってました。
「体が病むってのは運命みたいなものです。
痛い痛いと泣き叫びながら運命に逆らった
って良い事は無いんです。だったら、
受け入れてやろうじゃないか。上手に
付き合ってやろうじゃないかって
気持ちの方が痛みも和らぐんですよ」
さすが噺家ですね。粋な事をおっしゃる。
私もこの膝の痛みと憎たらしいヤブ医者とも
上手に付き合っていこうと思います(笑)