この秋のドラマ
10月から始まった秋のドラマ
なかなか面白い番組揃いですね。
私は日曜日の「陸王」は完全に見てます。
リアルタイムではみれないのですが
オンデマンドで見てます。
ご存知ですか?オンデマンド。
各TV局のHPから、リアルタイムで
見られなかった番組を1週間だけ
見る事ができるんです。
「1週間だけ」っていうのは
各番組ともDVD・ブルーレイ化を
狙っているからでしょうね。
ネットだから気軽に見れるし、
途中で止められるし、
気になったところは期間内なら
何度でも見られるってのは
とても良いですよね。
途中のCMが多すぎるという
難点もあるにはあるのですが(笑)
陸王は面白いですね。
池井戸潤さん原作のドラマ。
「半沢直樹」で、その大袈裟な演出が
高評価を得て「ルーズヴェルトゲーム」
「下町ロケット」など同じ時間帯の
池井戸作品は全て当たっています。
あれ、どうして受けが良いんでしょうか?
演技も大袈裟、演出も大袈裟
ナレーションも音楽も全て大袈裟。
それが、なかなかどうして…
面白くて仕方ないんですよ。
もしかしたら
新しい「水戸黄門パターン」
なのかもしれませんね。
完全に毎回同じような内容で
お銀の入浴シーンやら
弥七が証拠掴んで風車飛ばすシーン
印籠を出すシーンの時間帯は
全て一緒だというのに
オジイ・オバアは絶対に観てしまう
というあのパターンの進化系(笑)
陸王に関しては経営難に
ぶち当たっていた
「足袋工場」の経営者が、
マラソンシューズの開発
に立ち向かう開発モノです。
下町ロケットに内容は近いかなぁ。
でも池井戸作品の十八番である
「銀行描写」に関しては
下町ロケットほど完全悪でも無く
とはいえ、やっぱり銀行内部にも
敵はいます(笑)
ライバル会社のピエール瀧さんと
小藪さんが、もう悪人過ぎて面白い(笑)
音尾琢真さんも出てますよ~。
あんなに人の良い音尾さんが
憎たらしいマラソン部の監督やってます。
主人公である足袋工場の社長役の
役所広司さんが凄い演技力です。
脇を固めてる俳優さんの中で
アツいのは寺尾聡さんですね。
この人、歳を重ねて
演技に厚みが増しましたよね。
深い内容はネタバレになるので
ここには書きませんけど、
私はしょっちゅう泣いてますね。
目標に向かって真っ直ぐな社長さんを
見て泣いてますよ(笑)
あ、ドラマの最中に流れる「Jupiter」ね。
Little Glee Monsterっていう
歌うまキッズたちが歌ってるんですけど
これが流れた瞬間に「泣け」って
言われている気がしますもの(笑)
ドラマもここから佳境です。
興味のある方はご覧になって下さい。
TBSのまわしモノより(笑)