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文章


先日、奥さんに

「よくも長々と文章を書けるね」

と言われました(笑)

確かにこのブログの

一つ一つが長いですよね。

毎回1000字を目途に書いてます。

このブログもけっこう序盤で

「短い文章にしよう」と宣言している

回があるんですけど

どこかで長文タラタラが復活して

私の中で1000字ルールが適用されて

しまっています(笑)

インスタグラムなんかは

写真が全てですよね。

文章なんぞ3行もあれば

写真が物語ってくれるわけです。

でも私はあんまり写真が得意じゃない

というより、写真を撮るタイミングを

いつも逃してしまいます(笑)

それに「インスタ映えする写真の撮り方」

とか面倒じゃないですか?

多数の人が興味を持つと必ず評論家

みたいな人が現れるのはなぜなんでしょうか?

とにかくそういうのが嫌いなので

文章でカバーするしかないんですよ。

カバーするとか、カッコイイ事いっても

それほど文章が上手というワケでは

無いのですが、このブログに関しては

「一つの事をずっと続ける」という目的で

続けているような感じです。

文章を書くのは父方の遺伝らしいです(笑)

私の祖父は詩集を自費出版してます。

涙なしでは読めない程、感動的な詩集です。

私の父は中学生の時だかに

学級新聞みたいなのを作って表彰されています。

その能力は社会人になっても生かされたらしく

報告書なんかを作成する際に

ダメだしを喰らったことは一度も無かったそうです。

私に関しては高校生の時の読書感想文で

なんか凄い賞を頂いたことがありますよ。

題材は灰谷健次郎氏の

「太陽の子」だったと思います。

高校の読書感想文なんて、テキトーに

書いてやれって思って書いた内容は

確か「学校の体制批判」だったように思います。

まさか、そんな怒りの作文が賞を受賞するとは…(笑)

私の文章を高く評価してくれた人がいます。

大学で履修していたゼミの担当教授です。

私のコピペまみれの卒論に「不可」を出し

恐ろしいほどのページ数の本を私に手渡し

「これ読んでから1週間で何でも良いので書いてきて」

という無茶ぶりをした教授(笑)

時間が無いので、分厚いその本にはサラっと目を通して

その内容に絡みそうな私の考えを書きまくって

なんとか提出したのですが、それを読んだ教授は

「他人の論文を真似て書くよりも、君の考えを

書いたこの論文の方が断然いい。この手の文章を

読んで声を出して笑ったのは初めてだよ。

君には人を惹きつける文章を書く才能がある。

いつか、その才能を生かした職についたら

一緒に何かやりたいよね」と

言ってくれたんです。本当に嬉しかったぁ~。

でも、その約束は絶対に果たされることはありません。

教授は私が卒業して何年か後に急逝してしまったのです。

きっと天国で大好きなお酒を飲みながら

私のブログを読んでくれているのではないでしょうか。

そして、ボソっと呟いている事でしょう。

「大井くん、文章が長いよ」と…(笑)

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