生徒と接する時(2)
自分をさらけ出してからが勝負。
これが私の生徒と接する時の
ポリシーというのでしょうか…心構えですね。
「この人、どんな人なんだろうか?」
突然、目の前に40歳のオッサンがいて
その人に勉強を教えてもらわなければ
ならないという状況になった時の
生徒たちの心の声だと思います。
その時にいきなり「俺様に従え」なんていう
素振りを見せてはダメですよね。
また生徒の事を根掘り葉掘り聞こうと
したとして、よくわからない人に自分の事を
ペラペラ話しますかね?
一応、最初のカウンセリングで通り一遍の
情報は聞き出しますけど、私の中では
その情報は半々で聞いてます(笑)
生徒と今後話をしていく上での
ネタくらいにしか考えていません。
現に最初に聞いた情報が
100%正しかった事など一度もありませんから。
さらけ出す方法は色々ありますけど
まずは昨日も紹介した通り、失敗談を話します。
「そういう時は〇〇すると良いよ」ではなく
「自分は△△をしてしまって、失敗した」という
ダメな例を一つ紹介してます。
成功の仕方は人それぞれですからね。
私のやり方が正解かどうかなんて
わかりませんから。だったら、数ある失敗のうちの
一つを紹介した方がプラスになるような気がして…
自分の事を知ってもらっているうちに、
生徒の方から、学校でこんなことがあったとか
部活や学校生活の話を聴けるようになります。
その話から生徒の考え方や学校や部活での立場
勉強に対する考え方なんかを聞き出せるんです。
そこから本格的な指導を開始します。
どうすればこの生徒の学力を上げられるかという
思考に行きつくんですよ。
それから塾生同士のコミュニケーションを
高めたいと思っています。
特に学年別のコミュニケーション。
中1・中2年が中3年に話しかけられるように。
中3も中1・2年に話しかけたり
アドバイスしたりできるように。
そのようにして学習塾アカデミアの生徒には
「アカデミアファミリー」である事を
認識させたいですね。部活や学校生活で
孤立した場合に特に威力を発揮するファミリーです。
人間は平等なので上とか下とか無いんですけど
ファミリーの中では私が「ゴッドファーザー」ですね。
あれ?それじゃドロドロの抗争を繰り広げるマフィアか(笑)
でも私の場合は「ドン・コルレオーネ」というより
「ドン・小西」に近いので安心していただけるかと…(笑)
大丈夫です。血の掟なんか存在しないファミリーです!
おーおー。なんだか私自身が
教室の理想に燃えてきましたね。
これ、もうちょっと続けましょう。
次回は、こういう思想に至ったベースとなる
出来事についてを語りますね。