山のご機嫌
ここ最近、めっきり寒くなってきましたね。
どうしても北海道にいると「冬」を急かされている
気になってしまいますけど、外を見て下さい。
山々の色も一気に変化してまいりましたよ。
「山の色」っていうと、北海道では大半が白で
ようやくちょっと前に緑になったかと思ったら
また白に戻りそうっていうんだから
彼らもせわしなくて可哀想なくらいです(笑)
せめてその間の2~3週間くらい
色とりどりのファッションショーと洒落こませて
あげたいじゃありませんか。
え、山のファッションショー?誰がみるの?って。
そりゃあ人間様ですよと言いたいところですが
残念なことに、気温が低いと人間って奴は
縮こまっちゃうんですよ。
縮こまって襟なんか立てちゃうから、
視界がグッと狭まって山なんぞ見てる余裕が
なくなってしまいます。
でもね、それがダメだと思うんですよ。
山だって、せっかくお色直ししたんだから
見てもらわなきゃいけない。
人間も他人に見てもらって評価されるから
どんどん見た目もよくなるって誰かに
聞いたことがあります。
誰も見てあげないから
拗ねてしまった山々は赤や黄色に着飾っても
すぐに「おしろい」を塗ってしまうんじゃないかと
そう思ったわけであります。
四季折々がハッキリしている国であると
声高らかに世界に発信しているんだから、私としては
もう少し「秋」を堪能したいんですよ。
山の機嫌が悪いからすぐ冬になるのであるならば
人間はもっと山のご機嫌を取るべきです。
科学的ではないという批判は受け付けません!
いやはや…本当に思いつきのネタでスイマセン(笑)