娘の参観日
普段は昼から教室に入るのですが
今日は娘の参観日だったので、家で待機。
13:40より5時間目の授業を見てまいりました。
今回の参観は全学年とも
「道徳」の授業。確か今年から道徳の授業が
変わったとの事で実際はどんなことを
やっているのか?というのを保護者に観てもらう
という趣旨だったのかもしれません。
ウサギが一本橋を渡っていると
向こうからオオカミが来て
橋の真ん中で面と向かう事に
なってしまいました。
なんと、オオカミはウサギを
脅して追い返してしまいます。
オオカミはそれが面白くなって
キツネやタヌキなんかも追い返します。
ある日、同じように相手を追い返そうと
していると、目の前にいるのは
自分より図体の大きなクマではありませんか。
オオカミは完全にビビって自分から
戻ろうとすると、クマはオオカミを
抱きかかえて自分の後ろへやり、
お互いが橋を渡れるようにします。
オオカミはそれ以来、クマの真似をして
この橋で出会う動物たちを抱きかかえて
後ろへやるようになりました。
こんな話だったと思います。
意地悪をされたウサギの気持ち
意地悪をするオオカミの気持ち
クマに出会ったオオカミの気持ち
クマにされた事でオオカミの気持ちは
どう変わったか。
クマの真似をし始めたオオカミの気持ち。
これを発表させてましたね。
「良い事をするとみんなが嬉しくなる」
という結論に持っていく内容でした。
最後に自分は誰に優しくしたか、
その時、どういう気持ちになったかを
プリントに記入させて終了。
なるほど、道徳でした…
私が小学生の頃は道徳と言えば
「さわやか3組」を見て感想を言うだけ
だったような気がします(笑)
ただし、この授業を通じて
子供たちが何を考えて、どう変化するのかは
何とも言えない気がしますね。
やらないよりはやった方が良いのかも…
というレベルの域は超えない気がします。
にしても…
小学校というのは凄いですね。
入学式の時、あれだけバラバラだった児童を
4カ月チョットであれだけ統率の取れた
集団に変化させるんですから。
学校っていうのは、
確かにすごい所なのかもしれません。
親である私は道徳よりも
そんな事を学んだ授業参観日でした。