祝・W杯出場
昨日、サッカー日本代表の
W杯予選が行われていました。
結果は新聞紙面・ワイドショー等で
報道されている通り、W杯出場決定
6大会連続で本選出場となったワケです。
20年前「ジョホールバルの歓喜」から
続いているって事です。
覚えてます。あの日、私はまだ大学生で
アルバイトをしていたんですよ。
カラオケ屋の店員だったんですが、
お客さんもカラオケしながら結果は
気にしていたようで、店内の有線放送を
ラジオのサッカー中継にしてたんです。
中田がキープ…ドリブルで上がる、
ドリブルで上がる…左足!どうか?
こぼれている!ヤッター!
岡野、最後は岡野~
この実況、まだ覚えてました(笑)
その時、バイト先の先輩がボソっと
「日本のサッカーの歴史が変わるかもね」
って言ってましたが、本当にあの瞬間から
日本のサッカーの歴史が変わりましたよね。
でも、私世代は、その4年前の
「ドーハの悲劇」も見てきております。
Jリーグが開幕し、日本人が野球だけでなく
サッカーにも注目するようになって
初めてのワールドカップ予選。
目の前にその本戦の切符が
ぶら下がっていたのにも関わらず、
最後の最後にそれが叶わなかったあの悲劇。
「こんな事があるのかよ…」と
サッカーと全く関係のない人生を送っていた
私ですら胸が苦しくなったあの一戦こそ
日本サッカーの転換点だったのかもしれません。
考えてみたら、昨日の試合でゴールを決めた
浅野選手、井手口選手は、ドーハの悲劇の年には
まだ生まれてすらいません。
そう考えると、昨日の試合はドーハを知っている世代と
それを知らない世代の世代交代の一戦とも
言えるのではないでしょうか。
今のサッカー少年・少女たちは
日本のサッカーはW杯に出場して
当たり前だと思っているんでしょうが、
その「常識」の為に、日本人の大半が
悔しさにもがき苦しんだ「あの日」がある事を
覚えていて欲しいものです。
それと、その悔しさを直接味わった
当時の選手が、まだ現役のJリーガーとして
ピッチに立っているという奇跡も忘れてはいけませんね。
「三浦知良」選手です。
彼の生き方は凄いので、
明日、それをちょっとまとめましょうか。
とにかく、また日本がW杯に出場出来て
良かったです。来年の半ばの本戦が楽しみですね。
また寝不足の日々が続くのかな(笑)
ハリルホジッチ監督は親族が
重い病気に罹ってしまったとかで
代表を離脱するかもしれないそうです。
残念ですが、感謝こそあれ
それで監督を非難する人間はいないでしょう。
御病気が回復されたら、また戻ってきて欲しいですね。