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英語で落語


昨日、中2の英語の授業をしていたのですが

その題材は「落語」でした。

日本の落語を英訳したものなのですが、

なんともシックリこない感じです(笑)

なぜ落語を題材にしたのでしょうかね?

今年の改訂版教科書からのようでした。

噂の4技能のうちのスピーキングを鍛える

としても「落語」ってのは極端かと…(笑)

落語のタイトルは

①「けちの金づち(英訳:The Hammer)」

②「せんす(英訳:A New Point Of View)」

日本語版だと、どちらも1分~1分半の話ですが

英語版になると1.5倍くらいの長さになります。

大体にして普通に英語を話せないから

教育にスピーキングがプラスされたのに

落語って登場人物が二人以上いるんです。

それを演じ分けるなんて難しい難しい(笑)

日本語で落語ったって、

そう簡単にできるものじゃないでしょう?

開隆堂のHPでこの英語版・日本語版の

落語が見れますけど、英語版は丁度

中2くらいの少年・少女がやっているんです。

②の「せんす」をやっている少年は

多分、何が面白くてやっているか

わかっていないと思うんですよね…

オチの所とか、恥ずかしそうだし

そこだけフワっと早くやっつけようと

しているのがバレバレですからね(笑)

せめて、どっかの大学の落語サークルを

連れてきてやらせるべきだったのでは?って思います。

これ、中学校によっては生徒に発表として

落語調でやらせたりする学校あるんだろうな…

ものすごく生徒がかわいそうですね。

せめて登場人物に分かれて複数名でやるべきです。

うちの生徒たちに関しては

英語版の動画は見たらしいのですが、

日本語版を見ていないとの事でして

授業の中でタブレット使って動画を見せたんですけどね、

日本語版を見ても少しキョトンとしていました。

それもそのはずです。

私ですら、最初キョトンとしましたからね(笑)

オチに関して、この二つの題材は

ちょっと考えないとわからないんですよ。

難易度よりも時間を優先して選択したのでしょう。

これはいけません。落語通でいつも寄席に通っている

常連さんのおじいちゃんが、ようやく一発で

理解できるような玄人好みの面白さです(笑)

授業で二つの落語のオチの面白さを

説明するところから始まるとは…

でも、金曜日に単元テストがあるとの事で

この単元は念入りに教えたつもりです。

これで良い点が取れれば何も文句はありません。

そうすれば、こんなボヤキみたいな

シケてるブログを書かずに済みますからね。

まぁ、生徒にとっても私にとっても

シケん無い(試験無い)のが一番良いって事ですよ。

お後がよろしいようで…

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