救急車を呼ぶ①

ヤバイっす。本当にヤバイっすぅ～(笑)

何がって、暑さです、暑さ…

クーラー掛けているのに

汗が止まらないって異常ですよね。

ん？私の体調が異常なのか？(笑)

こんな暑い日の痛い思い出がいくつかあります。

今回と次回で、その思い出の一つを紹介します。

私は前の塾で教室長だった時に

一度だけ救急車を呼んだことがあります。

あれは夏期講習会でした。

営業繁忙期の為、生徒を増やすために

7月イッパイ休みなしで働いたため、

他の教室から講師を借りてでも

私を8月1日と2日は休ませようと

会社が取り計らってくれていた日の事です。

とはいえ、8月1日は私を休ませるために

他の教室から来てくれた講師さんに授業指示を出し、

常勤の職員講師に引き継ぎをしてから

早退させてもらうという事にしたんです。

引継ぎ時には職員講師から

「しっかり休んでくださいよ」

「大丈夫です。大クレームでも出ない限り電話はしません」

なんて言われて安心して教室を後にしたのですが

なんと、教室を出て30分もしないうちに

電話が来るではありませんか(笑)

え？大クレーム？…と

ビクビクしながら電話に出ると、例の職員講師から

「大変です。講師が倒れて痙攣してます」という一報が。

救急車は呼んだけど、早く戻ってきて欲しい

というので、教室に戻りました。

教室は思ったよりも静かで授業が普通に行われてて

教室の奥の方に倒れた講師が横たわっていました。

私を休ませるために他の教室から

来てくれていた講師でした…

職員講師は「多分暑さのせいだと思います」と

教室にあった３台の扇風機を倒れた講師の周りに

設置しておりました(笑)

程なくして救急車が到着したのですが、

救急隊員が何やらすごく慌てているんです…

「どこですか～」とか玄関で叫んでみたり

教室を猛ダッシュで走ってみたり(笑)

救急隊員の仕事っぷりを間近でみたのは

初めてでしたけど、彼らは何だって

こんなに熱いんですか？(笑)

現に講師が倒れているわけだし、

その為に来てくれているのだから

不謹慎だとは思いましたけど、

あまりの隊員たちのテンパリ具合に

ちょっと笑いそうになってしまいましたもの(笑)

しかしその時、私はとてつもない光景を目にしました。

慌てているわ大声出すわの救急隊員に対し

生徒たちは全く目もくれずに、

静かに授業を受けているんです(笑)

普通何が起こったのかと、こっちを見ている生徒の

一人や二人いそうなものですけどね、

誰もこちらを見てません。

落ち着き払った生徒たちを見て

救急隊員もようやく我に返ったのか

「授業中でしたか…冷静な生徒さんたちですね」って(笑)

私が一番びっくりしましたよ。

まだ正常時の教室の方がうるさいな…と(笑)

最強の優等生みたいのが揃った感じがして

ちょっとだけ誇らしかったですけどね。

さぁ、救急車が到着し、私の為に

他の教室から来てくれた講師は、無事に病院へ

搬送されることになりました。しかし、事件はまだ続くのです…

付き添いで救急車に同乗した私が病院で見たものは？

続きはまた明日！