教員の働き方改革…
小中学校教員の長時間労働解消に向けた
負担軽減策が検討されるようです。
そのニュースを見て思いました。
それ、子供が減ってきている今ですか?
第2次ベビーブームのオソロシイ程の生徒数を
今まで必死に束ねてこられた先生方が
少し可哀想ですよね。ほんと…遅すぎるわ…
でも、先生方も大変ですけどね
長引く部活に付き合わされている生徒も
大変なんですよ。
平日:朝練~学校の授業時間~部活
土日:練習試合~試合相手の学校からランニング
それでいて、やれ学習における成績だ
部活動での活躍及びチームの勝利だと
結果を求められるわけですよ。
これ社会人よりも過酷ですよね?
ブラック企業と言われる会社の実態よりも
過酷だと私は思いますけどね。
負担軽減策においては
部活動専門の指導者を置くみたいな事
書いてありますけど、それはそれで、
生徒たちの負担は大きくなると思うんですよ。
だって、専門で雇ったら、雇われた方も結果を
求められるわけでしょ?
じゃあ練習だ!ってなりますからね。
まぁ、そこに雇用の創出って言葉も
乗っかってきますから、国としては良いのでしょうが
目が血走った指導者さんにボッコボコにされる
生徒たちの事も十分に考えていただきたいものです。
そもそも、学校の先生方は負担軽減策について
どう思っているんでしょうか?
「きつくてもうダメだ」って人は
どれくらいいるんでしょうかね?
そもそも先生の職場に対するキツさは
労働時間が長いという体力的なものよりも
理不尽なクレーム対応などの精神的なもの
のような気がするんですけどね。
そこら辺を文科省はどう受け取っているのか…
保護者クレームを第三者が受けて
実態を調査し、学校運営に口を挟んで
改善していけるような部署を作った方が
先生の為にも、保護者の為にもなる気がしますけどね。
「精神的な負担の軽減」
これが一番望まれている気がしますが
人によってその負担の度合いは違うっていうのが
難しいところなんでしょう。
う~む。難しい世の中です。